BISビブリオバトル部2 幽霊なんて怖くない (創元SF文庫)

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著者 : 山本弘
  • 東京創元社 (2017年2月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488737061

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BISビブリオバトル部2 幽霊なんて怖くない (創元SF文庫)の感想・レビュー・書評

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  • これまでと比較すれば バトルの質は
    高いとは思えない。緊迫感には乏しい。

    でもそれこそが この作品の果たすべき
    役どころではないかと思う。

    ビブリオバトルで伝えるべきは
    発表者の思いではなく 作者の思い。

    この作品は ビブリオバトルの
    福音書として とても正しいベクトルで
    語り始めている。

    ストーリー展開はこれまでと変わらず
    クライマックスのバトルに向けて
    空や武人の視点から いくつもの
    エピソードを絡めつつ盛り上げてゆく。

    テーマが「戦争」のビブリオバトル。
    様々な思想や立場 権益が
    複雑に絡み合うテーマ。
    それだけに ビブリオバトルの本質に
    触れることができたのではないか。

    ビブリオバトルというネーミングは
    この試みの本質を表してはいない。
    バトルという表現を用いることで
    多くの人を巻き込むことに成功したが
    闘うことが目的ではない。

    勝ち負けは関係ないのだ。

    自分が大好きな本を たくさんの人に
    読んでほしくて 力いっぱい勧める。

    誰がどんな本を読んでも自由。
    どんな感想や思想を抱くのも自由。
    バトルが人の読書傾向や思いを
    ひとつのベクトルに収束させようとする
    誘導行為であってはならない。

    ビブリオバトルは バトルではない。
    相手を言い負かそうとする態度も
    間違っている。

    ともすれば 勝敗にばかり
    注目されてしまうネーミングだが
    この作品は ちゃんと本質を踏まえた
    気品に満ちている。

    ビブリオバトルに興味を持った若者
    すべてが まずこの作品に
    触れてほしいと願う。

    もちろん強制はしない。
    それが本を愛する者の
    高潔なマナーだから。

  • 前作『翼を持つ少女』に続き、山本作品三作目。やっぱり面白い!今回のテーマは「恐怖」と「戦争」。空とある人の出会いが両テーマを上手〜く橋渡ししており、とても良かった^^ 戦争はなくなって欲しいけれど、絶対なくならない!!早く次巻も文庫化されないかなぁ。

  • たぶんSFじゃないんだけどSF者の血が騒ぐのでこのカテゴリに決定。
    昔過ぎて思い出せないけど高校生ってこんなに純粋なのか。かわいいぞ。

  • 「ああ、伊藤さんならこっちで新作を書いてるよ。」この一文にやられた。ホッとしたというか、勇気づけられたというか何と言うか。あの人やあの人も、この世で終わらせることができなかった物語の続きを、あっちで書いているに違いない。そう考えると、ちょっと救われない?

  • 1巻同様に色々な本が乱れ飛ぶように紹介される内容は"本読み"としてもうれしい限りでした。「ビブリア古書堂の事件手帖」が好きな方にはおススメだと思います。


    多々印象に残った中で、終戦後に残った戦艦長門が米軍に接収されビキニ環礁で原爆実験の標的艦にされた話の件は知らなかったことといえ、アニメの艦これを見ていたせいかもしれませんが少なからずショックでした。


    今回の話のテーマが「戦争」という体験世代が少なくなってきている現代において、どのように展開されるのか興味はありつつも、重い話の内容になるのではという印象がぬぐえず、しばらく積読状態でしたが読み始めれば止まらず杞憂でした。今後も読み続けたいシリーズとして自分の中で"確定"になりましたね。3巻の親本は発売されてますが文庫化を楽しみに待ちたいと思います。

  • 今回のビブリオバトルのテーマは「恐怖」&「戦争」。
    やっぱりSFが読みたくなるシリーズだ。
    どうしても埋火くんに物申したい気持ちになるので、空を応援したくなることが多いのだけど、今回は部長がやってくれたぜ。しかしまさかMMD動画を「読む」ことになるとは…
    フィクションの力は偉大なのだ。

  • シリーズ二作目。
    作者の山本さんの読書量に驚かされる。
    本がたくさん紹介されるので、読みたい本がとても多くなってしまう。
    読みやすく、読書が好きな人に勧めたい。

  • <本格ビブリオバトル小説第二弾>
    今回も読んでみたい読みたい本がいっぱい出てきた

  • プロローグ/
    1 「少しでもお祖父さんの気持ちに近づけるんじゃないかって」/
    2 「だから実在の人間で掛け算しないでください。」/
    3 「もし幽霊もいるなら私のところに来なさい!」/
    4 「大和が沈んだ時、何人死んだか知ってるか?」/
    5 「だからこそ現実にしたいじゃない。本当はきれいごとがいいんだもん」/
    エピローグ

    夏合宿でビブリオバトル、図書館でビブリオバトル
    たくさんの本を紹介してもらった。読むかどうか迷ってた本を読むことにした♪♪

  • ビブリオバトル青春小説!第2弾。

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BISビブリオバトル部2 幽霊なんて怖くない (創元SF文庫)の作品紹介

夏休みに入った美心国際学園(BIS)ビブリオバトル部は、造り酒屋を営む部員の家で合宿を開催する。合宿の目玉は夜、ロウソク一本の明かりのなかで行われるビブリオバトル、テーマは夏の夜にふさわしく〈怖い話〉! さらに、合宿明けの八月には、〈戦争〉をテーマに公共図書館でビブリオバトルの実演をすることに。部員たちは本を通して、体験したことのない〈戦争〉の問題と向き合う。本格的ビブリオバトル青春小説シリーズ第2弾。

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