カーニバル・ナイト (妖精作戦PARTIII) (創元SF文庫) (創元SF文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488741037

作品紹介・あらすじ

再度の小牧ノブ誘拐のためSCFは女子転校生を星南学園へ送り込む。和紗結希-思念のみでTNT火薬20トン相当の破壊力を生み出すサイコ・クラッシャー。これを受け探偵・平沢が再び星南学園に出没、事態を察した沖田たちは結希の正体に気づきながらも、お近づきになろうとデート作戦を繰り広げ…そして学園一帯は戦場と化す。SCFのミッション名は"カーニバル・ナイト"。

感想・レビュー・書評

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  • 流石は元祖ラノベと言いますか、、、
    面白すぎる。学校の休み時間で友達づきあい返上してまで読みたいと思ったのは初めてです。
    和紗結希と幹本沙織の登場、動き出すscf
    何しろこの組織は決死の市街戦までやりまっからね対抗しようがないわ〜
    それに立ち向かう無鉄砲な高校生らもぶっとんでるけど笑
    ところで
    和紗ちゃんが無口なのは最初警戒しているからだと思っていたけど素なんですね
    そんな彼女がデート終わり沖田に言ったまともな発言は無口な彼女だからこそ結構重くて今でもふっと思い出します。
    ホント、続き楽しみ。
    妖精作戦トラウマ伝説をこの目で確かめたくて読み始めた妖精作戦でしたがあと一巻と思うと、、、涙

  • サイコーーー…!

  •  相変わらずヒロインの影薄いよ!って思ったら、ダブルヒロインキタコレである。
     そしてこの引きか。

  • 読んでいて映像を浮かび上がらせにくい文体だと感じた.日常が非日常に変わる状況を頭に映像として思い浮かべられると,物語にのめり込めるのも知れない.常に,主人公が変動することにより,読者は物語を俯瞰するしかない,からかも知れない.

  • 2015/08 読了。

    再読。

  • 和紗結希少尉登場です。30才近くまで「好みのタイプは?」と聞かれると『和紗結希』と素で答えていた私が通りますよ、っと。
    いや、萌えますね。四半世紀前に萌えという単語は無かったかと思いますが、改めて萌えます。ラノベの全てがここに詰まってると言っても過言でも無いです。
    そういや「ライトノベル」という造語に「俺はライトなものを書いた記憶はない」とニフティで喰ってかかったのは笹本先生でしたっけね?
    ジャンルを作ったご本人は御不満かもしれませんが、他に形容もし難くご容赦をばと。

  • 前2作よりも内容が濃くなった気がする

  • 笹本祐一が1985年に発表した"妖精作戦"シリーズ第3弾。再びSCFとの対決です。このシリーズの主人公って沖田だったよねと勘違いしてしまうくらい、榊の存在感も見せ場もないです。一方で影の主役沖田くんのハーレムにまた新しい女の子が加わりました。和紗結希です。ラノベに無くてはならない無口キャラはこの娘から始まりました。本作は、後半の国立市街戦の作者の趣味全開の展開がとにかく熱いです。探偵平田、SCF、そして星南大付属高校の生徒による三つ巴の戦いは勢いがあって面白いです。まさかのラストに早く続きを読まなくては。

  • 妖精作戦パート3。ようやく本筋に戻る。

    学園ものとされる本シリーズにおいて、おそらく一番「学園」を舞台装置
    として使っているであろう作品。のちのフルメタル・パニックである。
    事件発生、しかしあくまで学園を舞台に/学生感覚で、お気楽極楽に
    対処を試みるも、事態は少しずつ緊張を帯び始め…

    …まぁ2巻も学園ならでは、って所ありますが。
    主観によれば、あれは「下敷き」であって「舞台装置」では無いのです。

    あとがきによると無表情系同級生の流れも、本作が源流であるそうな。

  •  和紗結希は長門有希の元ネタなのかな。谷川流も帯書いてたことだし。

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