- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784490207750
作品紹介・あらすじ
衣食住から、恋愛・休日・動物・災害まで日本人の原点古代人の"なぞ"を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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通説と異なった見解を持つ最新研究の紹介が特に興味深かった。平安期までの日本人の暮らしがテーマだが、断絶している風習には異国を感じ、今に残る習慣があれば親しみを覚える。トピックごとにそんな発見があり楽しめた。読み易いながらも、すべて確実な史料に基づいた内容で、古代史にありがちな珍説を排している点も安心。
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「古代人は何を食べてどのような生活をしてきたのか?
恋愛・結婚・社会など誰もが思う素朴な疑問100テーマを
各項目2頁で簡易に説明」
100テーマ、面白いですよ。
例えば、身体では、身長、体型、寿命などなど
装いでは、化粧、アクセサリー、イレズミなどなど
食べ物では、米、おかず、甘味料などなど
技術というのもあります。
医学、道路、橋、紙・・・古代に存在したのですね。
お暇なときに楽しんでください。 -
内容もさることながら、執筆者が知った方々(ていうか友人が)ばかりだったので、読んでみた。
見開きページで1項目を説明しているので、深いとはいえないまでも、「なぜ」や「どうして」を一般向けにまとめられた本。
楽しく読ませてもらいました。 -
古代人の生活の様子、何を食べていたのか、当時の社会はどのようなものだったのか、など100個のテーマについて書かれています。歴史の授業では知ることのできなかった細かい話題にも触れていて、たいへん興味深い一冊でした。1つのテーマについて2ページで書かれているため、読み進めやすく、古代という時代を分かりやすく知ることのできる本だと思いました。古代をさらに深く学びたい人にはおすすめです。
(教育学部・社会専修/匿名希望)