リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492044162

作品紹介・あらすじ

ビジネス書の読み方に革命を起こしたベストセラー『レバレッジ・リーディング』から5年-。スマートフォン、Evernote、Google、Twitter、Facebookであなたの「読む力」が劇的に進化する!ビジネス書だけでなく、電子書籍、新聞、雑誌、ウェブのコンテンツを効率よく多読し、活用するための画期的ノウハウ。

感想・レビュー・書評

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  • 実はスマホiPhone4を買って以降、かなりの時間をこのオモチャに使っている。この前行った韓国への旅にしても、このオモチャの使い方で色々と喜怒哀楽があったのである(洗濯機に落として一度たくさんのデータを飛ばしてしまったり)。

    確かにiPhoneは携帯とは違う。ほとんどミニコンピューターである。しかもポケットに入る。例えば、ツイッターやブログ、Facebookの閲覧や書き込みは非常に易しくなったので、70%はこちらで閲覧しているほどである。「アプリ」という85円とか170円とか、無料とかで手に入れるこのできるiPhone専用ソフトがあって、豊富で、あっという間に40近くのソフトをダウンロードしてしまったこの半年であった。仕事は速くならない。けれども、情報量は非常に上ったと思う。

    そんなこんなで、もっと使いやすさを求めて本も読んでいるのであるが、この本によって実は「ever note」という存在を知った。「ever noteはめんどくさがり屋の人でも楽に情報を活かせるツールだ」と著者が書いているように、私にある程度ぴったりだと思った。詳しい説明はめんどくさいので割愛(^^;)。検索すればいくらでも詳しい情報は出てくると思う。

    で、此処まで持上げておいて落とすところが私らしい書評なのであるが、この本はever noteの使い方ではなくて、所謂「情報整理のハウツー本」である。そういう本に、「知のあり方」を要求するのは無理があると承知で書くのであるが、この記述はいただけない。

    3.本のスクリーニングこそ力を入れよ
     「読書はよい習慣だから、なんでもたくさん読めばいい」という論はレバリッジ・リーディングには当てはまりません。
     書籍代はもちろん、なにより貴重な自分の時間を投資するのですから、それにふさわしい「投資アイテム」かどうかを見極める必要があります。本を選ぶとは、株や不動産を吟味するのと同じくらい真剣になすべきことです。
     第一に、自分の目的に合う本を選ぶことが大切です。「人生の目標」「現状の課題」に合致するテーマでなければ、どんなよい本でもためになりません。(略)
     第二に、あまり分厚くてりっぱな本だと挫折してしまう危険があります。最初はすらすらと読めるようなとっつきやすい本を選びましょう。理論が中心になる「教養型」より、実際の自分の仕事にすぐ応用できるノウハウがかかれた「経験型」の本がお勧めです。

    ビジネスでプロジェクトを立ち上げる時に情報収集をするだけならば、確かにこのとおりでしょう。だけれども、この本は所謂「情報」一般を扱った本です。彼が進めるever noteの「タグ」の中には、自分の「タグ」も紹介していて、「新刊アイディア」「投資」とかと併行して「ワイン」とか「旅行」とかも入っているのです。しかし、彼は所謂「読書」とは実用とか考えていない。彼の言う「教養」とは、「理論」という理解です。

    こういう人は「カラマーゾフの兄妹」などを読むのは「時間の無駄」ということになるでしょう。こういう人は、ソツなく仕事をこなし、与えられた役割はきちんとこなし、将来展望も数年後は立てられるのかもしれません。けれども、あるべき未来を空想することはできないのではないか。戦争になれば、真っ先に隣組の組長になり、戦争が終れば「我々はだまされていた」というような輩のような気がします(←ちょっと言いすぎ)

  • あいかわらず“ええかっこしい”の本田氏らしい文面だが、電子書籍の基本から踏み込んだ活用法まで、分かりやすく説明されている内容は好印象。カタカナ語が飛び交うのさえ我慢できるならオススメの一冊。

  • そろそろ本棚が厳しくなってきた。電子書籍を考え始めた。ブックリーダーか、タブレットか。まだ、購入に踏み切るのが難しいところだ。。いずれにしても、電子書籍がメインで、紙媒体の新聞、雑誌がフォロー役、というような使い方がこれからの時代になるのでしょう。もうそういう感じがそこまで来ている。。というようなことがわかる本です。

  • レバレッジリーディングの本田さんの本。
    リーディング1.0=一人で読む→
    リーディング2.0=内容を活用する→
    リーディング3.0=ソーシャルリーディングで、内容をシェアする

    中でも実践しようと思ったのがevernoteの活用。iPhone買ってから稼働率が低いんだけど、やっぱり検索性の高さとか、パソコンとの親和性はピカイチ。おすすめの本とか、過去に読んだテーマを掘り出すには不可欠になりそうな予感。
    これからは読書→evernote→ブクログ→Twitter→アメブロ→シェア→フィードバックというサイクルでアウトプットを出して行こうと決めました。

    後FacebookはTwitterとブログの存在を両立できそう。発信しながら情報をストックしていけるという点で。Facebook設立のドラマを読んでヤル気になっているので、直ぐに開設しよう。
    本で出ていたhootsiteというアプリが面白そうなので使ってみる。

  • レバレッジ時間術の本田さんの本。

    リーディング1.0=一人で読む
    リーディング2.0=内容を自分が活用する
    リーディング3.0=内容を自他共に活用できるようにシェアする

    中でもピカイチ情報は、RSS。
    https://www.asobou.co.jp/blog/life/rss-2
    これだけ情報過多な時代には、取りたい情報を受け身的に取れる仕組みは、時間投資の観点で絶対必要。

    読書⇒ブクログコメント確認⇒書評まとめ⇒シェア@コミュニティ⇒SNS予約投稿⇒エバーノートストック⇒追加情報ストック⇒シェア…

    と、読書から始まる成果への連鎖は無限にできそう。

  • 本田直之さんの本はこれで2冊目です。
    他の著者の書籍でもよく目にする本田直之という名前とレバレッジという単語。
    この本でその真髄が少しわかったような気がしました。
    レバレッジ関連をまた読んでみたいです。
    前回読んだ本はあまり面白く感じなかったのですが、この本はかなり興味深く良書であると感じました。
    Evernoteは使いこなしてみたいという気持ちが以前からあったのでこの本が良いきっかけになりそうです。
    時代は目まぐるしいスピードで変化しており、「読書」というものに焦点を当ててもそれは同じことのようです。
    kindleがますます欲しくなりました。

  • 読書は投資。速読ではなく多読など、説得力のある言葉が連なる。
    3.0の読み方は、シェアすること、フィードバックを得ることへの発展。
    確かに読むという行為は一人でするより、一緒に知を集結していった方がソーシャルネットワーク時代にふさわしい。

  • ソーシャルリーディングの実用性や楽しさを詳述している良書。ときどき読み返したい。

  • ビジネス書を読むにあたって・・
    1人で黙々と読む⇒リーディング1.0
    情報活用のために整理する⇒リーディング2.0
    情報をシェアする⇒リーディング3.0

    EvernoteやTwitterを使って、整理から検索、シェアまでを効率的に行うことを勧めてる本。

    欲しい情報の8割は2割の場所にあるという筆者の言葉通り、読み飛ばして読める。
    読書法は取り入れる価値ありと見て、素直に試してみる。

    ちなみに、「レバレッジリーディング」は2.0にあたるらしいので、今から読むならこっちの方が良いかも。

  • 入力チャネルは色々持つべきか。

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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