僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045916

感想・レビュー・書評

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  • 世の中を理解するには、書籍である。
    読書は、ほんとにコスパがいい
    どこまで、読書する時間と購買資金を費やせるか。
    知識詰めて、視野を広げたいと感じた。
    また、アウトプットを意識したインプットに努めたい。
    7:3の法則。

  • 新聞は2社に目を通す
    保守:読売、日経、産経
    リベラル:朝日、東京、毎日

    新聞はみだしとリードで判断。迷ったら飛ばす
    ネットは上級者のメディア

    本はたくさん買え
    真ん中を見れば、その本の実力がわかる
    速読:まずはじめと終わりを読み、重要な箇所をチェック→どんどん飛ばし読みし、重要なワードが出てきたらそこを時間をかけて読む
    基本書は熟読
    本は線を引き、折り、重要ワードをチェックしていけ→読書リポートに書き込む

  • 適切な情報収集の仕方がわかりやすくのっている。参考になることが多かった。ニュースをどうみる、よめばよいのか知りたい人にオススメ。情報をうまく集められない人も、逆に情報の海に溺れてしまいそうな人(案外こっちが多いかも)、どちらにも役立ちそう。

  • ずっと気になっていた一冊だったのに出版から相当過ぎてしまいました。しかし、今読んでも参考に出来ることがたくさんあります。内容が古びていないと思います。
    時間のない方は、目次と巻末資料(小口から見たらうっすら紫色のページ)だけでもかなり内容把握になると思います。

    佐藤さんが超速読法として行っている方法は、図書館職員が行うブラウジングという作業とにているなと思いました。
    まずは装丁や帯に目を通し、目次を見て奥付けを見て、気になる項目があればさらっとそこだけちら読みします。目次を思い出しつつ全体をパラパラと見て、これで5分弱くらいですが、ある程度の内容把握は出来ます。図書館職員はこの作業を日常的に行います。
    利用者により良く資料を提供出来るようにするために行っているのです。

    仕事中に図書館職員が本を読んでいるように見えても、それはそういう作業をしているので、図書館職員を責めたり羨ましがったりしないで欲しいです(笑) よく仕事中に本読めていいねと言われるので…楽しんで読んでいるのとは違うということを知っていただきたいなと。

    知の巨人は自ずと、必要な情報を無駄なく的確に身に付けるための方法を身につけていらっしゃるんだなと敬服しました。

    ぜひ参考にしてこれからは、新聞も本も効率よく読めるようになりたいですが自分の場合、まずは「時間泥棒対策」をしないとです(笑)(それがナニかはぜひ本書をお読み下さい)

  • 2019/07/10再読 キンドル
    ●ニュースバリューは寝かせて、時間に判断してもらう
    ● 雑誌や書籍 、ネットもそうですが 、読むことは 「手段 」であって 「目的 」ではありません。
    ● 「何を読むか 」 「どう読むか 」だけでなく 「何を読まないか 」も重要な技法のひとつ

  • 読了。自分も勉強しようという気になる本。

  • さっと読めて、知りたい情報が簡潔に、でも広範囲に紹介されている。

    雑誌は読んでいないが、dマガジンは活用してみようかとか、学び直しツールのひとつとしてスタディサプリ使ってみようかとか、新聞、書籍もふだん読んでいるジャンルとは別のものに目を向けるいいきっかけを与えてくれる。

    読んでモノにするために、情報の保管や記憶の仕方も、双方の工夫を知ることができておもしろい。

    あまりアウトプットの機会が無いので、意識的に作らないと、ただ読んで終わりになってしまう。

  • 書籍に限らず、新聞、雑誌、ネットニュースなど、あらゆる媒体から情報収集を行っている二人による「読み方」のノウハウ本。
    ただ、ここまで詳細、具体的なノウハウ本もあまり見かけない。
    情報の質を早々に見極めて一定の品質を担保しつつ、量と幅をかき集める手法が中心になっており、読み方の深化についての本ではない。

    ・新聞など、ニュース情報の収集は制限時間を決めて集中して行う
    ・雑誌は興味、関心の幅を広げるのに有効
    ・ネットのだらだら検索はNG。情報の偏りに注意。
     検索するなら辞書サイト(Wiki、Googleではなく)
    ・記事のクリッピングは紙、電子ともに一度きちんと読んでから。
     「あとで読むだろう」は情報を死なせる(一度は読まないと、記憶に残らず、後から探すこともしなくなる)
    ・新しい分野について学ぶときは、数冊さっと読んでタネ本を探す。タネ本は情報が濃く、基礎知識になる。
    ・多くの本は速読。はじめにと終わりにだけ読んで、後は真ん中あたりをざっと。
     これで本の概要と水準がつかめる。必要なら精読すればよい。
    ・知識を積み上げる基礎としては教科書が有効

  • トップクラスの知識のインプット方法が惜しげもなく、具体的な方法でズラリと並べられた内容で、行動を起こす上でいろいろ参考になる内容が多くお得な一冊でした。
    まずは雑誌サービスもこの本で知り私も早速登録。(雑誌で娯楽をという著者のコメントも好きです。)

  • 【動機・目的】
    ●Amazonのレビューが良く、以前より気になっていた本であった。実物を書店で見たところ、「新聞」、「雑誌」、「ネット」、「書籍」などの項目ごとに、その活用方法がわかりやすく書かれており、近々に購入予定の本として、お気に入りリストに入れておいた。

    【課題】
    ●「新聞」、「雑誌」、「ネット」、「書籍」、「教科書/参考書」のそれぞれの活用方法から、自分に足りていないものや取り入れたほうが良いものを学ぶ。

    【まとめ・感想】
    ●新聞の2紙目としては、できるだけ『日本経済新聞』に目をとおしたほうがいいと思われる。毎日でなくとも、読める時間ができた時、読みたい記事が出ている時や出先で『北海道新聞』が読めない時には、意識的に『日本経済新聞』を買って読むべきだ。身銭を切って『日経新聞』を買えば、もとを取りたくて読むはずである。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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