ずるい日本語

著者 :
  • 東洋経済新報社
3.45
  • (3)
  • (11)
  • (13)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 184
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045923

作品紹介・あらすじ

「ものは言いよう」と昔からよく言ったもので、世の中は、言い方次第で価値観が180度反転したり、覚えづらいことを一瞬で記憶させたりすることができます。

「あの子可愛いな。でも、彼氏いるしデート誘えないよな」

ある飲み会で部下がそうつぶやきました。すると上司はこう言いました。
「じゃあお前は、キーパーがいたらシュートを打たないのか」

上司のその一言に部下は心打たれ、見事行動に移し、彼女をゲットしたのです。皆さんにお伝えしたいのは、「上司の言葉」が「部下の心」を動かした、という事実です。そして、心を動かすばかりか「行動する勇気」まで与えました。「言葉」が「行動」を生んだのです。

本書では、【IMPACT】【FUN】【SYMPATHY】【SPEED】【ACTION】という5つの切り口から、雑多な情報の中できらりと光る、おとなのコミュニケーション術を伝授します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • H30.11.24 読了。

    ・言葉は使い方によって、相手の心に響かせたり、印象を残せたり出来る。勉強になった本ですね。

  • また働き出したら、ぜひ取り入れたいテクニックの数々。クリエイティブな人は、本を読まなくても思いつくんだろうなと思ったら、私はなんて凡人。
    そして、せっかくのテクニックを使う為に、まずは中身を鍛えないと。
    私の課題は多し。

  • 25個、言語強化テクニック掲載本。
    聞いたことあるものがほとんどだけれど、再構築され端的でわかりやすかった。

    今後、実践を意識したいのは以下3つ。

    1.100行書いて、10行に圧縮
     ドライフルーツの栄養論

    2.数字のない時間語、禁止
     ふわふわと 締め切りつくると 締まらない
     例:❌7月下旬 ⭕7月25日
     
    3.言い切れば、説得できる。
     じぶんの仮説で8-9割正しいと思ってたら『断言』しよう
     

  • What to sayとHow to sayというプロセス
    相手のBeforeの気持ち→Afterの気持ち→What to say→How to sayで考える
    相手の気持ちを考えない「オタク言葉」

    Twitterに活かしたい

  • ☆5はつけがたい。
    表面的な言葉のテクニックを記述したものだが、そのテクニックは知っておいた方がいいと思う。

  • ものはいいようとはよく言ったもので、キラーフレーズの作り方を教えてくれる

  • 騙しではなく、刺さる言葉遣いの用例集。
    さっそく研修テキストに応用。

  • タウリン1000ミリグラム配合って1グラムじゃん、ということは色んな人が思ってると思う。
    コピーライターさんの工夫が垣間見える本

  • 家庭用の脚立は、使われている時間より置かれている時間の方が長い。だからこそデザインは、安全性など、品質と同じくらい大切なのだ。使いやすさや頑丈さではなく、デザインという意想外の点に着目し相手を驚かせ、さらに高い納得性をもって、聞くものをグイグイ引き込む。言語のストーリー化はハラオチ感を倍増させ力を発揮する。ストーリー化のポイントは、納得性、連続性、行動の見える化、行動によって変わる世界の可視化、誰かに言いたくなるようなコンテンツ。これらを具有すれば必ずコトバは人の心に突き刺さる。本書には25にわたる言葉の強化術が紹介されている。「ずるい」とは言葉を賢く使おう、という意。決して悪さの手引書ではない。

  • 87-7-9

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

内田 伸哉(ウチダ シンヤ)
ヤフー株式会社 ブランドマネジメント室室長
ヤフー株式会社 ブランドマネジメント室室長。慶應義塾大学大学院理工学部卒業。大学院では、信号処理やプログラムを研究。国際学会での論文発表を通じて「言葉こそが人を動かすプログラム言語」だと強く感じ、方向性を180度転換。電通に文系就職。小学生時代から、語学関連の成績はつねにCランク評価だったが、過去30年分の広告やキャッチコピーを1年かけて研究し、コピーライターとなる。
現在は、ヤフーで言葉を中心とした企業のコミュニケーション・ブランディングに従事。

「2016年 『ずるい日本語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田伸哉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×