東海道新幹線の車窓は、こんなに面白い!

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046043

作品紹介・あらすじ

東京~新大阪 気になるあのスポットの正体とは?
自然風景から名所旧跡、工場、謎の看板?
ルート選定のエピソードまで――全82カ所の謎に迫る!
好奇心を刺激するネタが満載
オトクな乗り方、座席選び、駅弁の買い方なども伝授
旅でも出張でも、東海道新幹線を120%楽しもう!

感想・レビュー・書評

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  • 東海道新幹線の車窓、東京から新大阪までの全82カ所の
    気になるスポットを紹介。その正体は?愉しいネタが満載!
    ・東京駅丸の内駅舎から淀川を避けた新大阪駅まで、82の情報。
    ・車窓から見る社会1~5 ・新幹線の車窓をもっと楽しむ1~2
    ・新幹線の勝ち席ガイド ・新幹線におトクに乗るには?
    ・東海道新幹線全駅
    読んでたら、新幹線に乗りたくなっちゃうよ~な内容です。
    単に車窓だけの写真の本ではありません。
    工場や野立て看板の会社への取材、現地からの新幹線の眺め等。
    ちらっと見える場所と新幹線との縁。ルート決定までの計画変遷。
    見える工場や野立て看板の種類や数・・・調べた量に感嘆します。
    野立て看板の727やプチプチの秘密、高架水槽のカップヌードル、
    ほんの30秒だけ見える名古屋城、超レアな手作りトトロなど、
    濃いネタ満載で楽しめました。

  • 東海道新幹線から見える車窓の風景に細かい解説がついてあり面白い。今度乗る時はじっくりと、窓の外を眺めたい

  • ちょっと古いけど、東海道新幹線の車窓特集。きになる727看板の話や特徴的な建物の話などなど、帰省で東海道新幹線を使っていた身としては、そうだったのかーという驚きもあり、面白かった。わざわざ調べたりするほどは気になっていなかったし。。
    とはいえ、紙面の都合化、写真が小さくて見づらかったり、もうちょっと写真を載せてほしいなあと思ったりはする。

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  • 東海道新幹線の車窓に纏わる小ネタがギッシリ詰め込まれている楽しい本。

  • この前、京都に向かうため、東海道新幹線を利用した。「窓を開ければ港が見える」わけではなかったが、いろいろな景色が広がっていた。





    今回の本は、東京から新大阪間で眺めることが出来る景色を取り上げている。





    この前の移動で思い出すのは、お城と浜名湖だ。富士山は見たかったが雲に覆われて見ることができなかった。




    静岡県掛川市にある掛川城は、日本初の木造復元天守だ。1994年に約10億円をかけて復元された本格的な天守閣だ。




    そして名古屋駅を少し離れたところにあるもが清州城だ。1989年に建造された観光施設だ。掛川城と違って、清州城が元々あった位置に立っていない。それでも天守閣らしく見える。





    東海道新幹線に乗っていて誰でも気がつくのが浜名湖だ。浜松駅を出てしばらくすると湖が目に入ってくる。




    当初の計画だと浜名湖のど真ん中を東海道新幹線が走る予定だった。しかし、海苔や牡蠣の養殖業者に対する補償が途方もない金額になることがわかり、現在のルートを走ることになった。





    発行元は鉄道関係の本を出している会社かと思ったら、まさかの東洋経済新報社だった。経済とは関係のないテーマを本にして出版するとはどうしたのかな。

  • 【あらすじ】
    東京~新大阪 気になるあのスポットの正体とは?自然風景から名所旧跡、工場、謎の看板?ルート選定のエピソードまで――全82カ所の謎に迫る!好奇心を刺激するネタが満載!オトクな乗り方、座席選び、駅弁の買い方なども伝授!旅でも出張でも、東海道新幹線を120%楽しもう!

    東海道新幹線に乗るときは富士山を見たいので、いつも山側の席を予約する私です。あまり意識して見てませんでしたが、確かに大きな看板が多いなぁとは思っていました。
    車内の電光掲示にも、ニュースの合間合間に絶えず企業の広告が流れてますよね。「たくさんのビジネスマンがまとまった時間を過ごす場所」という場所としては、特にBtoBの企業にとってこの上なく宣伝効果が発揮される場所なのかもしれないです。誰が最初に目をつけたんだろう。よく考えられてるなと思いました。

  • 面白かった!車窓への愛、地形やインフラへの愛、鉄道計画への愛…。
    土木にも地理にも経営にも造詣があり、飽きさせない一冊。

  • 東海道新幹線の車窓を解説した本。何十回、人によっては何百回も乗るからこそ興味がわく。移動中に見たことがある車窓もあるし、「こんなものもあるのか」という初見のものもあり、おもしろかった。

    最も有名なのは「727」(セブンツーセブン)の野立て看板だろうか。B To Bの化粧品会社らしい。看板は東海道線で30個近くあるらしいが、個人的には3~5個程度だと思っていたので、驚かされる。

    私の場合は仕事ではじめて新幹線に乗ったのは東京から新大阪に向かうもので、工場見学と保管倉庫に棚卸しに行くというものだった。その後、十数年を経て数えてみると東海道新幹線で降りたことがない駅は「新富士」「静岡」「掛川」「三河安城」の4駅(全17駅)だけで、これはサラリーマン人生中にぜひ制覇してみたい。

    人によって東海道新幹線に抱く想いはそれぞれだろう。昔の思い出であったり、新しい興味関心を想起させる、という意味で多くのビジネスパーソンにとって楽しめるものだと思う。

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著者プロフィール

1971年生まれ。旅と鉄道、韓国をおもなテーマとするジャーナリスト。出版社勤務を経て2001年からフリー。多くの雑誌や書籍、WEBに寄稿している。著書に『アニメと鉄道ビジネス』(交通新聞社)、『東海道新幹線沿線の不思議と謎』(実業之日本社)、『地図で読み解くJR中央線沿線』(三才ブックス)など。

「2022年 『地図で読み解くJR京浜東北・根岸線沿線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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