SHOE DOG(シュードッグ)

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制作 : 大田黒 奉之 
  • 東洋経済新報社 (2017年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046173

SHOE DOG(シュードッグ)の感想・レビュー・書評

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  • ナイキ創業者の長編自叙伝。その物語は靴とスポーツへの情熱に満ち溢れ、彼がそのときに感じた思いを今実感でき、思わず目頭が熱くなる素晴らしい小説でもあった。
    文句なして今年読んだ本の中でも最高レベル。もう、今度からはナイキしか履きたくない。

    「自分を信じろ。信念をつらぬけ」

  • フィルナイトのナイキ創業時の自叙伝。
    オニツカタイガーの販売代理を始めるところからナイキ誕生。創業時の資金政策。リアル。

  • 成り立ちが良く分かり、さらにはフィルの思っていたこと、現在のことまでわかり良かった。

  • エアマックス、ジョーダン、フォース、ズームフライト、ワーム。などなどなど。。
    当時は欲しくて欲しくて堪らなかった靴たち。
    お小遣いを貯めて、悩みに悩んでようやく手に入れたジョーダン11の思い出が蘇ります。笑

    90年代に思春期を過ごした自分からすると、NIKEは物心ついた時から既にスポーツ界の巨人であり、歴史ある大企業のようなイメージがありましたが、フロンティア精神と情熱が溢れる若き「SHOE DOG」達の奇跡と言っていい程の出来事によって産み出されたブランドだと知りました。

    それにしてもこんなにも日本と縁が深い企業だったなんて。。。良くも悪くも衝撃でした。


    ここで創業者フィル・ナイト氏からの名言を一つ。

    臆病者が何かを始めたためしはなく 、弱者は途中で息絶え 、残ったのは私たちだけ 。私たちだけだ 。

    痺れるー!
    最近はNIKEの靴にスッカリ魅力を感じていませんが、たまには履いてみようか。

  • 本書は、知らない人はいないであろう、世界的スポーツ用品メーカー「ナイキ」の創業者であるフィル・ナイトさんによる自伝です。
    発売と同時に世界中で反響を呼び、日本でも10万部超えるのベストセラーとなっています。
    フィル・ナイトさんは、ナイキを創業する前には、オニツカタイガー(現アシックス)のシューズをアメリカで輸入販売する会社を経営していました。やがてオニツカとの関係が悪化したのを受け、日本の総合商社である日商岩井(現双日)と組み、ナイキを創業し、自らシューズの製造販売を手がけます。当初は資金繰りにも困窮し、あわや倒産寸前まで陥りましたが、有名選手がこぞってナイキのシューズを履き、世界的大会で好成績をおさめたこともあり、飛躍的に業績、業容が拡大していき、現在のナイキとなりました。
    500ページ超もある長編ですが、とても読みやすい翻訳で、波乱万丈のフィル・ナイトさんの生涯にグイグイ引き込まれました。

  • NIKE(ナイキ)の創業経営者、フィル・ナイトが、自身の体験を赤裸々に綴った。ナイトがあえて「靴のビジネス」を選んだ理由から、日本のシューズメーカー・オニツカとの出会いと決別、そして1980年の上場まで。まるでフィルの日記を読んでいるようで、人生の各シーンが目に浮かんでくる。


    夜明け アスリート人生
    1962 オニツカとブルーリボン
    1963 会計士として
    1964 レジェンド・バウワーマン
    1965 巨漢ヘイズ
    1966 手紙魔ジョンソン
    1967 ウッデルの参加
    1968 ペニーとの結婚
    1969 フジモト
    1970 8000ドルの借金
    1971 ナイキ・ブランド誕生
    1972 シカゴの展示会
    1973 偶像を破壊する
    1974 専属弁護士ストラッサー
    1975 日商岩井
    1975 プリとの別れ
    1976 バット・フェイス
    1977 ゴールラインは存在しない
    1978 2500万ドルの請求
    1979 中国進出
    1980 株式公開
    夜 死ぬまでにしたいこと

  • 数字は大事。でも、数字に意味を持たせることは一番大事。また、ナイキの創業者が日本にここまで影響を受けていたことに驚いた。

  • 「SHOE DOG」はナイキ創業者の自伝です。世界を旅したり会社を作る前に契約を取りに日本に出かけたり、靴は売れているのに現金がなくなり給与や仕入れが自転車操業になったり、契約を反故にされ乗っ取られそうになったり、アディダス等既存勢力から法を盾に圧力を受けたり、苦労が多い話です。

  • 正直ビジネス戦略的にはなにも参考にならん。運良すぎやろってだけや。でもここまで起業してみたくなる本はそうないで。

  • 10/30 読み終えて
    本文より
    2 0代半ばの若者たちに言いたいのは 、仕事や志す道を決めつけるなということだ 。天職を追い求めてほしい 。天職とはどういうものかわからずとも 、探すのだ 。天職を追い求めることによって 、疲労にも耐えられ 、失意をも燃料とし 、これまで感じられなかった高揚感を得られる 。権力を打破しようとする人たち 、世の中を変えようと思う人たちに言っておきたいのは 、背後で常に目を光らせている連中がいるということだ 。成功するほど 、その目も大きくなる 。これは私の意見ではなく 、自然界の法則だ 。


    この本は、私達若者に向けたメッセージだと、読み進めるうちに考えるようになりました。主人公は、自分の仕事が多くの人々の役に立つことを信じ、逆境にも負けず働き続けます。金のために、や、生きるために、ではなく自分の靴が人々のためになることに確信を持って働きます。
    本書の一節で、金は人間にとって必要だが人生の目的ではない、といった言葉があります。本当にその通りで、仕事の目的がお金になった途端、仕事の充実感は乏しくなります。
    人によって、ハマる仕事が違うのは当然のことで、そのハマる仕事=天職を追い求めることが大切なのだと説きます。

    尾原和啓さんの著作『モチベーション革命』において、「今の若い世代は、金や酒や車といった一世代上の方々が仕事の目的としたモノに満足感を得ることができない。人との繋がりや、役に立ったという感覚を求めている」という趣旨のことを書いていましたが、その価値観に通じるものがあります。

    いかに仕事に熱狂できるか。自分の仕事を遊びとできるか。これが主人公の仕事感なのかな、と読み取りました。
    マクドナルド創業者 レイ・クロック氏の自伝『成功はゴミ箱の中に』を『Shoe Dog』の前に読みましたが、その中にこんな言葉があります。

    「仕事ばかりして遊ばなければ人間ダメになる」という格言があるが、私はこれには同意しない。なぜなら、私にとっては、仕事が遊びそのものだったからだ。

    ここでも、仕事にハマることの大切さが説かれています。

    今、私は大学を卒業して4年。なんの理由もなく、なんとなく就いたツケで、今の職に全く満足することができていません。大学時代を「モラトリアム」なんて呼んで、仕事を嫌なものとみなし、休日を心待ちにするありがちな無気力社会人です。



    そんな私にとって、「仕事って楽しいんだぜ」「仕事がない人生はつまらないぜ」というような生き方をする主人公達は素直に眩しく、羨ましい。いつか私も、という気持ちにさせてくれる。
    しかし、そんな気持ちになって、いつもそのままになる。飛べないバンジージャンプはなく、飛ぶか、飛ばないかは自分が決めているだけだと誰かが言っていたが、この本を読んで行動を起こすか起こさないか決めているのも私だ。
    思い切って行動を起こしてみよう。そしてこのレビューに追記できるようにしよう。(ただこの本のレビューを求めている人には迷惑だと思いますがすみません。ただ、それだけの気持ちを生んでくれる私にとっての名著だと言うことはわかると思います。)

    とにかくこの本はおすすめです!いつかアメリカに行き、主人公の戦友ジェフ・ジョンソンのコレクション本が詰まったホーダーズにも行ってみよう。



    10/29日 途中記録------
    まだ進捗度16%ですが、思わず落涙。感想を書きます。

    実家暮らしの主人公フィル・ナイト。早朝のランニング中にふと閃いたアイディアがナイキブランドに繋がります。知見を広めることを目的に世界を周り、目的である日本 神戸のオニツカタイガーに向かいます。

    さて、一見行動的で社交的なイメージの主人公ですが、実は内気な性格であり、辞書の訪問販売などの仕事をしますが結果は奮いません。自分はこのように人とコミュニケーションを取ることには向いていないのだと考えます。

    その後、オニツカタイガーのシューズのアメリカ西部での専売特許を得るわけですが、ここでもシューズの売り方は訪問販売。ここでは以前していた辞書の訪問販売では考えられないぐらい得ることができます。なぜ辞書は売れず、シューズは売れたのか?主人公は考えます。そこでこのように考えました。本文より引用。

    ------
    ポ ートランドまでの帰りに 、私は商売が突然軌道に乗った理由について考えた 。百科事典は売れなかったし 、軽蔑もしていた 。ミュ ーチュアルファンドの売り込みはまだマシだったが 、内心では夢も希望もなかった 。シュ ーズの販売はなぜそれらと違ったのだろうか 。セ ールスではなかったからだ 。私は走ることを信じていた 。みんなが毎日数マイルを走れば 、世の中はもっと良くなると思っていたし 、このシュ ーズを履けば走りはもっと良くなると思っていた 。この私の信念を理解してくれた人たちが 、この思いを共有したいと思ったのだ 。信念だ 。信念こそは揺るがない 。
    -------

    これは、私の仕事観にも通じます。建前で相手を説き伏せることはできても心を動かすことはできません。真に心から信じていることだけが相手に通じると思うのです。作者の仕事への価値観に触れることができてよかったです。

    ところで、まだまだ読み応えのあるストーリーが沢山詰まっています。主人公がオニツカタイガーの専売特許契約を得るために父親に交渉をした際の、彼の母親の行動などもじーんとします。
    家族やコーチや友人を含めて様々な協力者に囲まれている主人公が羨ましくもあります。続きも期待!




    ところで、私はブルーノマーズにはまっていて、ナイキのコルテッツを購入して愛用しています。雨が多くて全然履けない!

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SHOE DOG(シュードッグ)の作品紹介

●世界最強のブランドはいかにして生まれたか?
●創業者が自ら語る、ナイキの創業秘話!
●日本がナイキを創り、日本がナイキを救った!?
 日本とナイキの意外な深いつながり!
●全米熱狂! 絶賛の声続々!
●待望の翻訳、ついに刊行!

父親から借りた50ドルを元手に、アディダス、プーマを超える
売上げ300億ドルの会社を創り上げた男が、ビジネスと人生のすべてを語る!

1962年晩秋、24歳のあるアメリカ人が日本に降り立った。
彼の名はフィル・ナイト。のちに世界最強のブランドの一つとなる、
ナイキの創業経営者だ。

オニツカという会社がつくるシューズ「タイガー」に惚れ込んでいた彼は、
神戸にあるオニツカのオフィスを訪れ、役員たちに売り込みをする。

自分に、タイガーをアメリカで売らせてほしいと。

スタンフォード大MBA卒のエリートでありながら、なぜあえて靴のビジネスを選んだのか?
しかもかつての敵国、日本の企業と組んでまで。

「日本のシューズをアメリカで売る」。

馬鹿げたアイディアにとりつかれた男の
人生を賭けた挑戦が、このとき始まった!

●著名人も絶賛!

ビル・ゲイツ称賛!
2016年おすすめの5冊に選出!

成功するビジネスのありようを、誠実に思い起こさせてくれる。
それは混沌と混乱に満ちた危険な旅であり、誤りと闘いと犠牲が常につきまとう。
ここまで赤裸々に自身の歩んだ道を語るCEOなど、ほとんどいないだろう。
フィル・ナイトが読者に何かを教えようとしたとは思えないが、
読者はすばらしい学びを得るはずだ。
彼はできうる限り正直に人生を語っている。驚愕の物語だ。
(マイクロソフト創業者)

2016年の最高の本。フィル・ナイトは天性のストーリー・テラーだ。
――ウォーレン・バフェット(伝説の投資家)

率直で、ユーモアがあり、スリルもあって文学的なこの本は、スポーツを愛する人、
そして伝記を愛するすべての人のための本だ。
――アンドレ・アガシ(元プロテニス・プレーヤー。ゴールデンスラム達成者)

ありえない夢を追いかけるすべての人への啓示。
――マイケル・スペンス(ノーベル賞受賞経済学者)

アントレプレナーシップについて読んだ本のなかで、最高の一冊。
――ファリード・ザカリア(ジャーナリスト)

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