「素人以上プロ未満」のための経済・金融入門―今がわかるニュースの読み方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492394762

作品紹介・あらすじ

やさしいだけの入門書は卒業しよう。経済や至上のメカニズムを知って、「使える」知識を身につける。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス

  • 経済の初歩を学ぶのにいいかなという感じ。
    中身は結構日本寄り。昔の日銀の金融政策を思い出す一冊。
    経済といいつつも、そんなに経済指標を深掘りしているわけではない。入門には意味不明だけど経済を勉強してる人には簡単…。
    なかなか推薦するレベルが難しい。。。

  • よく分かった。
    若干難しかったけど。
    量的緩和とか日銀の役割とか。

  • 投資の基本的なことに関して。

  • すごくわかりやすく、経済というものを教えてくれる。
    だけど、円安円高とかで混乱するような人にはお勧めはできません。
    入門書だとレベルが低いけど、専門書だと苦労する人にお勧め

  • いや、わからんwww

    本の対象が
    日経新聞を毎日読んでいる+日経ビジネスor東洋経済を読んでいる人

    断片的な記憶しか残らんな
    まだまだビジネス脳が発達してない証拠やわ、反省

    このレビューを読んでくれた、そこのあなた!!
    この本よりも簡単な経済本を俺に紹介してーーーー


    バブル崩壊の原因が「借金」だった
    「リストラ」せざるを得ない理由が数式で理解できた


    そんな感じ

  • 確実に素人以上プロ未満向けです。<br>
    素人以上なので、素人も含みますのでご安心あれ。<br>
    <br>
    以下、簡略まとめ<br>
    ○為替相場は人々の期待が動かす(P.25-29)<br>
    ○為替市場は一日2兆ドル、<br>
     世界全体の貿易取引金額は年間9兆ドル(P.34)<br>
       ↓でも人の気持ちはアメリカより<br>
       ↓ではアメリカって?<br>
    ○一昔のアメリカ<br>
     →ニューエコノミーで好景気。(P.49-50)<br>
     →その後金利政策で、<br>
      フィデラルファンドレートを1%までに下げた。<br>
      これが経済の下支えとなる。(P.50-51)<br>
       ↓今のアメリカは?<br>
    ○経常赤字の中身(P.67-68)<br>
     →貿易は赤字、されど投資により海外のお金が集まる。(P.74)<br>
     →ドルの急激な下落は、世界経済が嫌い、<br>
      ある程度緩やかに起こり、金利が上昇する。(P.74)<br>
    ○世界の赤字の7割はアメリカ(P.79)<br>
       ↓それに対してアメリカはどうする?<br>
    ○人民元の切り上げとアメリカの赤字(P.105)<br>
     現在では中国との貿易だけでないことを加味すると、<br>
     人民元の切り上げは抜本的改革にならない。<br>
     →切り上げることによって、<br>
      アジアのマーケットに強い影響が出ることのほうが、懸念材料。(P.106)<br>
     →中国としても切り上げは難しい。<br>
      これは内にもつドルと、<br>
      切り上げによる農村への被害の拡大が要因。(P.107)<br>
       ↓さて日本は?<br>
    ○バブル(P.122)<br>
     →崩れたバランスシートを埋めるために消えた10年。<br>
       ↓今の日本は?<br>
    ○デフレの原因(P.124、126)<br>
     需給ギャップによる物価下落こそが日本経済にデフレをもたらした原因。<br>
    ○リストラは損益分岐点を下げる方法の一つ<br>
     この方法も含めて、日本企業は回復方向に向かう。(P.134)<br>
       ↓そして<br>
    ○景気の回復要因(P.139)<br>
     輸出依存度が1980年代の水準を超えようとしていて、<br>
     この輸出需要が回復要因。<br>
     →今はこの流れを保つことが大事(P.146)<br>
     →原油価格により、製品の値段が上がる可能性はあるが、<br>
      現在供給にめどがたっているので、<br>
      原油価格の高止まりであれば、日本経済の失速はない。(P.157)<br>
       ↓今後の政策とか<br>
    ○財政政策は得策ではない(P.172)<br>
     これは、<br>
     必要性を認知するまでのラグ、<br>
     政策を実行するまでのラグ、<br>
     政策の効果が現れるまでのラグ、<br>
     の3つの時間的ラグがあるため<br>
     →金融政策にしても、<br>
      引き締め(利上げ)は有効だが、<br>
      緩和(利下げ)は常にそうとは限らない。(P.174)<br>
    ○郵政民営化(P.232)<br>
     郵貯と簡保、あわせて350兆円が民間のものになり、<br>
     税金等を国に納めるようになるのが一つの利点。

  • 基礎的な経済知識・用語を知っている前提で、バブル以降の経済動向の仕組みを説明した本。 確かに各用語などの詳細の説明を排除し"仕組み"の説明に注力していることは読み取れるが、イメージのレベルまで落したかった私としては、知識不足のせいか飲み込めない部分が合った。
    テーマごとに章分けしてあるので分からない部分をもう一度読み直せばよいのだが・・・・

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著者プロフィール

五十嵐敬喜:1944 年山形県生まれ。法政大学名誉教授、日本景観学会前会長、弁護士、元内閣官房参与。「美しい都市」をキーワードに、住民本位の都市計画のありかたを提唱。神奈川県真鶴町の「美の条例」制定など、全国の自治体や住民運動を支援する。著書に『世界遺産ユネスコ精神 平泉・鎌倉・四国遍路』(編著、公人の友社)など。

「2022年 『世界遺産の50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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