日本再起動

著者 : 渋澤健

• 東洋経済新報社 (2011年8月4日発売)

作品紹介・あらすじ

レバレッジ資本主義の時代は終わった。新たな合本主義の"AND"の共感で、明治維新、終戦に続く、新しい繁栄の時代の周期が始まる。渋沢栄一の直系五代目が提言。

感想・レビュー・書評

[あるさんの感想 · 2012年1月14日]

渋沢栄一の直系五代目にあたる、渋沢健氏が記した、日本活性化に向けた提言集。
３０年後の社会の為のファンドを運営しているだけに、中長期のスパンから見た、日本のよい点・悪い点を様々な観点から意見している。
具体的なアクションや政策提言ではなく、どちらかというと、国民一人一人の考え方をリセットし、次世代に向けた意識転換を促す内容。
いま日本で起きていることを自分事化し、次世代へツケをまわすのではなく、現世代でやるべきことを、国際関係、税金、アイデンティティ、資産運用等々の切り口から提案している。

[みやちゃんさんの感想 · 2011年10月10日]

渋沢栄一の玄孫にあたる健氏。日本の将来ビジョンを一人一人が、自分の視点で作り、行動しようと呼びかけています。投資顧問会社の経営者らしい視点も随所にみられます。

著者プロフィール

渋沢栄一の玄孫。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。コモンズ投信株式会社取締役会長。JPモルガン、ゴールドマンサックスなど米投資銀行での実務経験も豊富。

「2022年 『しごとってなあに？』 で使われていた紹介文から引用しています。」