- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492501252
作品紹介・あらすじ
技術陣のいい意味でのチャレンジ精神は大事にしながらも、それまでの社内の意識を改革し、少しでも、より多くの利益を生み出せる会社に変えたい。それが、キヤノン社長就任当時に立てた御手洗氏の目標だった。本書では、そうした目標をどのように幹部や社員に伝えたか、また目標達成に自然に向かうような仕組みをどのように作って経営革新を遂行してきたか、その経緯について御手洗社長が経営者としての土台を築いたアメリカでの体験談を交えながら、率直に語っていただき、それを聞き書きという形にした。
感想・レビュー・書評
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黒字経営を続けるキヤノン。多角化による失敗などの経験も踏まえた上で、現在の強い経営体質になった秘訣を、御手洗社長との対談で語る。
アメリカで学んだ利益追求
トップダウンとコミュニケーション
ボトムアップの組織の仕掛け作り
終身雇用の実力主義
国際化
ブランドイメージは社会に親しまれる会社であること
このようなことを教えてくれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不可避だったパソコンからの撤退、デジタルカメラで復活を果たす。
目標設定には数字が必要。
大学にも選択と集中が必要。 -
現在経団連の御手洗会長の本。さすがに表向きは言い事を書いているが、現場では派遣社員を採用して経費を抑えてるだけじゃないの?
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06.2.4
社長就任当時、社員に向けて語った。会社にとって大事なことは
「従業員の生活の安定を図ること」
「投資家に利益を還元すること」
「社会貢献すること」
「先行投資するに十分な資金を稼ぐこと」 -
経営とはあたりまえのことを正しく実行することだ、ということがよくわかる。経営者、管理者にお奨め。