一流の学び方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492502921

作品紹介・あらすじ

「大人の勉強法」のロングセラー、『プロの学び力』待望の大幅改訂!
3000人を指導した著者が、スキル&年収がアップするビジネスパーソンのための実践的「学び方」を紹介。
学校の勉強や受験勉強のノウハウ(チャイルドエデュケーション)ではなく、スキルや知識を身につけ仕事の成果や稼ぎに結びつける、ビジネスパーソンのための学びの手法(アダルトラーニング)の理論と実践方法を全公開!!

感想・レビュー・書評

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  • 人生100年時代を生き抜くための学びの方法を紹介されています。自らすすんで学ぶためのガイダンスです。
    4つのステップ、概念の理解、具体の理解、体系の理解、本質の理解
    マップ、ジャーナル、チャート、テンプレートなどのツールの説明
    学びのためのノウハウの案内  等々です。

  • 勉強の方法について著者のメソッドが紹介されています。
    印象に残ったのが、何かを学ぶ最初の一歩は、書籍からが基本で、書籍との向き合い方が書かれているところです。
    学ぶジャンルの書籍をまとめ買いし、ポイントをつかむ読み方で概要を掴むようなことが書かれていたのが記憶に残っています。
    基本健康である限り年齢に関係なく働き続けたいと思っている人は、学び続けることは必須ですよね。そんな人たちに向けた応援本です。

  • 「あれこれと頑張っているけれど、結局、私って中途半端なのでは?」
    仕事、趣味、そのほかの活動、ブログやFacebookの投稿などなど、結構、いろいろとしているけれど、どれも特にずば抜けているものはないし、会社を辞めて独立して食べていけるようなものもないしと、思ったことがありました。
    学習したことや、経験したことを、何か一つ、きちっとした形にしないといけない時期なのかもしれない。
    そんなふうにも考えて、でも、何をどうしてよいのやら分からず、「とりあえず、参考になりそうな本でも読もう」と思って手に取ったのが『一流の学び方』(清水久三子著、東洋経済新報社)という本でした。
    この本は、知識やスキルを稼ぎにつなげることをテーマにしています。
    何を勉強するかを示すのではなく、
    稼ぎにつなげるために、どのように勉強するか。
    また、勉強したことを稼ぎにつなげるために、どう繋げていくか。そのアプローチの方法を提案している一冊です。

  • とても参考になり、実践しようと思ったのが2点。

    1. 何かを学んだときに、因数分解をして本質を導き出すことを目標にする。
    確かに表面的な理解だと上手くまとまらないし、自分自身の理解度を上げる為にもやってみようと思った。

    2. リベラルアーツ的に、仕事に関係すること以外も幅広く学び、マイストーリーを魅力的に語れるようになる。

  • 内容を一言でまとめると、必要な情報を自ら学び続けろ。

  • ☆目標を先に決めてそこに進んでく
    ☆そのためには情報マップ、学習ロードマップ、ブログを作成しアウトプットの機械を増やす
    ☆チャートを作成しそこから本質を導き出す
    そのために必要なやり方が書いてある本

    やるべき事
    情報マップ、学習ロードマップの作成
    失敗を恐れずアウトプットする

    人生100年時代に若いうちに学んだスキルで食べていくのは無理
    ⇨働く期間の長期間・学びの環境の変化

    学び続けて新しい知識を吸収していくことが大事

    今までは学ばなくてもそこまで問題ではなかったが今は情報が誰でも手に入る時代なので差がつきやすい⇨受動的な学びから能動的な学びへの変化

    効率化が求められる時代へと変化してるので言い訳ができなくなっている

    アダルトラーニングとチャイルドエデュケーションの違いは?

    学生→学ぶのが目的 社会に出るための基礎づくりで他人が管理してくれる
    社会人→稼ぐ、なりたい自分になるための手段
    自分でゴールやアウトプットの場を用意しておく。
    自己管理 やらなくてもいい

    学びを成功させてる5つのコツ
    1.目標を先に決めて逆算する
    2.お金を意識する
    3.勉強していることを周りに伝える
    4.全体から学び次に細かい所を勉強する
    5.アウトプットの機会を作る
    6.毎日30秒でもやる
    7.短期間で集中が大事
    8.独学ではなくプロに聞く

    1.ゴールを先に決めてから
    勉強すべき知識、 スキルを決定する
    長期目標、中期目標、短期目標を決めそこから日々行うとアクションプランを決定する

    効率よく学ぶには今やってる仕事を意義づけする
    何事にも無駄にしない
    点と点をつなげる

    2.お金を意識する
    ⇨この勉強をした
    どんな仕事ができるようになるか、
    収入がいくら上がるかなど

    身銭を切った学びは身につく

    3.勉強していることを周りに伝える
    →周りからのサポート、実践経験を得る
    情報、期待、機会を得る

    4.全体を把握してから各論に入る
    1日かけて全体の必要量を把握
    スパイラル学習を心掛ける
    →全体を把握しそのまま全体を満遍なく勉強する

    5.アウトプットを行う
    アウトプットで得られること
    1.フィードバック
    2.学習継続のためのモチベーション
    3.訓練

    学びを稼ぎに変える4つのステップ

    学びの階段
    ステップ1 概念の理解 知っている
    ひたすら勉強量を増やし、土台を作る
    →情報マップ・学習ロードマップの作成
    ステップ2 具体の理解 やったことがある
    実際にやってみて、失敗する。
    他社のスキルを盗む
    ステップ3 体系の理解 できる
    他者を真似たりするだけではなく自分で出来る
    →さらに経験を積みアウトプットの場を多く作る
    ステップ4 本質の理解 教えられる
    そのことに対してのプロフェッショナルとなる
    他の人に対しても高いレベルで教えられる
    自己の価値判断基準を持つ

    ☆勉強するテーマを考える☆
    テクノロジーの進化によって時代が大きく動く
    →非定型の仕事をする
    非定型の仕事とは?


    幅広い知識で物事を多方面から考え本質を見抜く力を身につける

    発信力、プレゼン力を身につける
    →教養を身につけ自分の核となり信念や信条を持つ
    魅力的なマイストーリーを語る
    ⇨人間的に厚みが出る


    ステップ1 概念の理解 知っている
    ステップ2 具体の理解 やったことがある
    ステップ3 体系の理解 できる
    ステップ4 本質の理解 教えられる
    途中でやめないためには目標を立てる

    情報マップの意味
    全体象の把握(全部やらなければいけないと言うわけではない)

    情報マップの作り方
    書籍、情報などをカテゴリごとに分ける
    →入門書や本屋のカテゴライズを参考にする
    20〜30冊ほどを目安に←パワーポイントなど
    その後本を購入し情報マップのアップデート、
    どこをどれくらい読む必要があるのかを判断

    学習ロードマップの作成
    インプットの計画だけではなくアウトプットのイベントも意図して入れていく。 
    短期間で集中して行う。
    20冊から30冊を目安に読む
    →基礎知識のインプットは質よりも量が大事
    ある一定の時間や量をインプットして初めて効果が出る考え方

    多読のメリット
    良質な情報と悪質な情報を見分けることができる
    共通見解と相違見解を知る
    →情報を多角的に取り入れる
    まとめ買いをすることで情報マップを多角的に取り入れたりできる

    ブログによる習得した情報、知識の蓄積、整理
    ⇨noteも便利だけどブログのがいい??
    ラーニングジャーナルの作成
    情報マップのカテゴリを使う。
    サブタイトルら決意表明の形にする
    初期段階は情報の絶対量を増やす。

    人から盗み質問する。
    質問するときには設問を行う。
    →質問する意図を明確にする。
    盗む際には因数分解していい所だけを盗む

    実践を増やしそこから勉強する。
    →失敗を活かす
    書き出しアウトプットをする。

    スキルや知識を稼げるレベルまで上げる
    →応用力とオリジナリティ
    体系の理解と本質の理解にチャートが必要な理由について
    1.応用力をつけるため
    2.学習成果をアレンジすることで付加価値をつけるため(テンプレートを作る)
    3.スキルや知識を共有しワンランク上の仕事を行う

    体系の理解とは学んだことをチャートで図式化すること
    チャートとは構成要素×関係性を極めてできるもの
    記憶の定着が深まる。
    →作成することが記憶の復習となるため

    チャートの作り方
    1.テーマを決める
    2.構成要素を抜き出す
    3.関連性を定義する。

    大事なこと
    1.統一性があるか
    2.メッセージ性 つまり〇〇であるとすぐわかる
    3.普遍性
    →そこから人に見せたりしてアップデート
    ただし自分らしさを大切にすること

    質の高いフレーム思考を身につけるのが目的
    チャートを自分の中で作成し判断する。
    本質とは因数分解で表せるシンプルなもの
    本質を理解すると何を聞かれても即座に答えることが出来る

    ビックワード(イノベーション、改革など)を使わない










  • 大人の勉強法を学べる1冊です。

    本書では、人生100年時代を生きるための勉強法を知ることができます。失敗しない学び方や稼げるようになるための勉強法、効率的なインプット方法まで、幅広く知れる1冊です!


    ノウハウを最短で身につけ、ビジネスにつながる学び方を知れるもってこいの1冊です。


    学びのステップとしては、学習する内容を決め、計画を貼るには立て、アウトプットする。これが本書で紹介する学びの3大ツールです。


    勉強法を知りたい人、学びを深めたい人、稼げるようになりたい人におすすめです。



    気になる方はぜひ読んで見てください!

  • ビジネスパーソンにとって学びとは稼ぐための手段であるとして、①概念の理解(知っている)、②具体の理解(やったことがある)、③体系の理解(できる)、④本質の理解(教えられる) と四つの段階があり、バリューが出せる(稼げる)のは③と④だとして学び方を指南します。
    次に骨子を抜き書きします。
    学ぶを成功させるにはキャリアマネジメントと直結させる、お金を意識、オープンにする、全体から各論へ、未熟でもアウトプットする。
    情報マップ(書籍などインプットリスト)など、学習ロードマップ(アウトプットを組み込んだスケジュール)、ラーニングジャーナル(キーワード、書評、その他気付きなどをブログに落とし込む)の三つのツールを活用する。
    構成要素×関係性のチャートを異なる切り口から作成し体系の理解からフレーム思考を身に付け本質の理解へ近付け、本質は因数分解によって導き出す。
    これは、ラーニングジャーナルになったかな、とても勉強になりました。

  • 2017/9/8
    私はまだ学生なので、ビジネスマンの視点ではありませんでしたが、
    学びを成功させるコツ
    は印象的でした。
    学びはキャリアマネジメントと直結させる
    前工程と後工程を知る
    少し勉強へのモチベーションがあがりました。
    毎日30秒頑張る
    という言葉も支えになるなと思います。

  • 何となく新しいステージにと思って手に取る。もやっとしていた大人の勉強法がわかりやすく書いてありあっという間に読めた。全部を実践するのは難しいが、何かを取り入れて成長したいと思えた。

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著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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