ウェイマネジメント 永続する企業になるための「企業理念」の作り方

  • 東洋経済新報社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492521885

作品紹介・あらすじ

強い経営・ブレない経営の秘訣は、「自社らしさ」「自社の価値」を追求する企業理念にあった!理念を現実化させるウェイ(行動指針)の作成から浸透までのプロセスをストーリー仕立てで解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • ある企業において良い組織文化を醸成するために、現在、行動規範を作る仕事をしている。そのため本書を手に取った。それゆえ組織文化について考える機会が多いのだが、P13にある「ビジョン、ミッション、経営理念、行動指針、そしてウェイがあくまでも意図であり、結果ではないのに対して、組織文化は行動の原因でもあり、一方で結果でもあるという点も重要だ」という一節は組織文化に対する理解を助ける秀逸な表現だと感じた。また、P190のウェイ浸透の4つのステップも参考になりそうなので、仕事の進捗に応じて改めて読み直したいと思う。

  • 企業理念を具体的な行動規範にすることに関して述べられている。
    企業理念と同様、どのようにウェイを作成するかを、仮想の企業をモデルとして、具体的に示している。

  • ウェイの策定プロセスから浸透について

  • ウエィに限らず、よく整理されて読みやすい

  • ☆4:エピソード形式の解説でとても分かりやすい。ウェイのなんたるか、必要性、作り方まで書かれていて非常に実践的。ウェイに限らずコンセプティブなものを作り上げる時のアプローチの参考書としてもお勧め。ウチのコンサル必読の書では。

  • この本では、WAYを以下のように定義しています。

    ・経営理念と行動指標を包含したもの、あるいはこの両社の
     エッセンスをふくみながら両社を接着剤のように結びつける
     もの
    ・同時に、企業文化を強化し、従業員が適切な行動をとること
     を促進するもの

    この本では、WAYマネジメントの必要性や、その作成浸透プロ
    セスについて描かれています。

    一番最後に、こんな言葉がありました。

    ・ウェイマネジメントとは、「変革時期における、将来に向けた
     取捨選択と決意表明」としても機能しうる

    なかなか含蓄のある言葉だと思います。

    先日、講演を聴いた、なでしこジャパン/佐々木監督の話の中
    でも、チームが大切にしたい価値観の浸透について、重要性を
    説いていました。こうした組織力が、勝利とフェアプレー賞に
    繋がっていることは間違いないですね。

  • 経営理念、行動指針において、経営者、マネジメント、現場で浸透まで一貫した内容を実践を用いてわかりやすく記述してある。

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著者プロフィール

グロービス
1992年の設立以来、「経営に関する『ヒト』『カネ』『チエ』の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業を展開している。グロービスには以下の事業がある。
●学校法人グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
・英語(東京、オンライン)
●グロービス・エグゼクティブ・スクール
●グロービス・マネジメント・スクール
●企業内研修/法人向け人材育成サービス
(日本、中国、シンガポール、タイ、米国、欧州)
●出版/電子出版
●GLOBIS知見録/GLOBIS Insights(オウンドメディア)
●GLOBIS学び放題/GLOBIS Unlimited(定額制動画学習サービス)
●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)




「2023年 『入社1年目から差がつく ロジカル・アウトプット練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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