- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492532744
作品紹介・あらすじ
グーグル、アップル、アマゾン、楽天、Twitter、フェイスブック、任天堂…。21世紀も高成長を続ける企業に共通する「プラットフォーム戦略」とは何か。
感想・レビュー・書評
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非常にライトな本であっという間に読める。エッセンスは外さず書いてあるので、入門書に良い。
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アマゾンの書評が低くて心配していたが、確かに、浅い感じは否めない。
きちんとした理論、戦略として消化されている感じがない。
しかし、事例が豊富で読みやすいので、プラットフォームのイメージを1時間で持つという分にはよいかも。 -
楽天やiモードやAmazonなどのプラットフォームという形でビジネスをしている会社を分析したりしている本。
分かりやすく、なぜこれが失敗したのかなどの事例も書いている。
おすすめ。 -
プラットフォームビジネス、ほとんど素人という状態で本書を手に取りました。まず本書はそのような初心者向けに書かれているのだろうな、というのは最初の数ページで理解できました。また本書で評価できるのは、プラットフォーム事業を単純に礼賛するだけでなく、巨大化したプラットフォーマーによる横暴が往々にして見られること、またその際に、自社の立場(影響力が強いのか弱いのか)でどんな打ち手が考えられるか、という面にまで言及していることでしょう。その意味で非常に好印象を持ちました。ただ全般的に文章力がだいぶ低いという印象も持ちました。初心者にもわかりやすく解説しようとしているにもかかわらず、言葉足らずだったり、ロジックが破綻していて(おそくら何段階か論理を飛ばして記述)、その結果意味がわからなかったり、単純に合意できない文章も多々ありました。おそらく文章力の高い第三者には査読してもらっていないのでしょう。その意味では惜しいなと思いました。
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読み返し
今は当たり前になっている事がおおい。 2021年 -
メルカリ売却
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教科書的で簡潔にまとめてある基本編。一通りさらっと基礎知識を入手。
・勝てるプラットフォームの3つの特徴
1.自らの存在価値を創出する
2.対象となるグループ間の交流を刺激する
3.統治する
・プラットフォーム構築の9つのフレームワーク
step1. 事業ドメインを決定する
step2. ターゲットとなるグループを特定する
step3. プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る
step4. キラーコンテンツ、バンドリングサービスを用意する
step5. 価値戦略、ビジネスモデルを構築する
step6. 価格以外の魅力をグループに提供する
step7. プラットフォーム上のルールを制定し、管理する
step8. 独占禁止法などの政府の規制・指導、特許侵害などに注意を払う
step9. つねに「進化」するための戦略を作る
・プラットフォーム利用の事前検討
1.自社だけ、もしくは他者と組んで、独自のプラットフォームを構築できるか
2.既存のプラットフォームに参加する場合には、当該プラットフォームの将来の戦略はどのようなモノか?
3.その戦略は、自社の戦略と整合性があるか?将来自社にどのような影響があるか?
4.参加した場合、自社の顧客拡大、売り上げ増加、コスト削減または増加、自社の顧客基盤の拡大と保全はどのように予測できるか?
5.複数の既存プラットフォームを利用する場合には、4の予測はどうなるか?
6.将来自社が被る危険性があるデメリットは、契約書で回避できるか?プラットフォームの機能の一部だけを利用することで回避できるか?
・巨大化したプラットフォームには「オープンプラットフォーム」で対抗することを検討
「フリー、オープン化」は「負けない」戦略 -
プラットフォーム戦略の重要性を実感します
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10.7.27 WBSで紹介された
秋葉原 ブックオフ