- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492556610
感想・レビュー・書評
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ブーズ・アレン岸田さんのマーケティング本。
いわゆる古典的な「分析→STP→4P」という流れではなく、
古典的な手法はおさえた上で
著者独自のマーケティングの考え方を展開している。
ですので、やや中級的な位置づけでしょうか。
とても分かりやすい文章なので、
一見わかった気になってしまうのですが、
著者の考え・主張が「分析→STP→4P」の
どこに位置しているのかを考えながら読むのが
より理解が深まる本だと思います。
元パルコの人だけあって、
実例もファッションに関わることが多くて、
読む人を飽きさせない本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Vol.71
変化ではなく変化率。週末ではなく平日の映画館!
http://www.shirayu.com/letter/2010/000137.html -
マーケティングとは何か・・・その問に対する答えを簡潔にまとめた入門書である。実例を以って、マーケティングにおける主要な考え方を解説、網羅している。フレームワークは出てこないことによって、分かりやすさを追求している。
事例としては、著者が最初に就職したパルコのポジショニングとターゲット消費者についての解説が面白い。 -
読了
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マーケティング入門という感じ
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3
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マーケティングを成功させるには、理論の前に、顧客を喜ばせようとする心、つまり「マーケティングマインド」がなくてはならない。このように指摘する著者が、BMW、ユニクロなど様々な事例を引きつつ、マーケティングマインドを磨くための方法をわかりやすく説く。
はじめに
第1章 マーケティングへようこそ
Column 1 映画を見てマーケティングセンスをみがこう
第2章 市場と顧客の変化の波を読む
Column 2 ニューヨークが舞台の映画は必ず見る
第3章 ユニクロのターゲットは狭くて広い
Column 3 ジャック・ニコルソンが出ている映画は見る
第4章 不易流行 ブランディングとブランドマネジメント
Column 4 映画でヨーロッパの都市の歴史と知る
第5章 顧客の声を聞くトヨタ、聞かないBMW
Column 5 衣裳を担当したデザイナーで映画を見る
Column 6 「プロダクト・プレイスメント」に着目する
第6章 テレビCMでは顧客を動かせない
Column 7 グローバリゼーションとマーケティング
第7章 マーケティングROIとCMO
Column 8 似たようなテーマの映画を続けて見る
第8章 消費者はお金を払う理由がほしい
Column 9 本、雑誌、新聞は大量に読む
第10章 優れたマーケティングはセールスを不要とするか