名門外資系アナリストが実践している為替のルール

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492681398

作品紹介・あらすじ

円安、円高はなぜ起こる?
本書は4つの要因(①実需、②実需期待、③政策、④テクニカル=過去の値動きに基づく予測)を挙げ、それらが動くと為替レートがどうなるかをわかりやすく説明します。
貿易統計の発表や日銀の政策などにより円安や円高が引き起こされるメカニズムが、明快にわかります。
後半では、過去に外国為替市場で注目されてきたテーマ(できごと)や、個別通貨(米ドル、円、ユーロ、英ポンド、豪ドル)の特徴・値動きを解説しています。
為替の基礎知識を身につけたいビジネスパーソン、FXや外貨による運用を考えている個人投資家に最適です。

感想・レビュー・書評

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  • 初心者向け。ファンダメンタルズと為替の関係についてはセオリー、原則が書かれているが、そうじゃないことも多い。
    複数の要因により、景気や為替のサイクルが生まれる、という解説があればいいのに、と思った。
    私は初心者に毛が生えた程度だが、テーマにより為替が動くことや、トレンド相場ではトレンド系、レンジ相場ではオシレータ系といったテクニカルの忘れそうなところを思い出させてくれたのは有難かった。大事なところがハイライトされてるので読みやすいですし。

  • 為替リスクの勉強のために購入した。為替をざっくりと理解するには良い。表紙に比べて意外とカジュアルな本。

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著者プロフィール

村田 雅志(ムラタ マサシ)
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン通貨ストラテジスト
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン通貨ストラテジスト、CFA。
三和総合研究所(現・三菱UFJリサーチ&コンサルティング)にてエコノミスト、GCIキャピタルにてチーフ・エコノミストとして活動後、2010年より現職。ドル、円だけでなく新興国通貨も含めた数多くの為替レートの見通しを国内外の機関投資家に提供。幅広い視点でのロジカルな分析で国内外から高い評価を得ている。東京工業大学卒業、同大学修士、コロンビア大学修士、政策研究大学院大学博士課程単位取得退学。著書に『名門外資系アナリストが実践している為替のルール』(東洋経済新報社)。


「2016年 『人民元切り下げ 次のバブルが迫る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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