14ひきのこもりうた (14ひきのシリーズ)

  • 童心社
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本棚登録 : 1257
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494008629

作品紹介・あらすじ

夕日がさして影が長くなり、森へたきぎを拾いにいっていたお父さんたちが帰ってきました。
今日のゆうごはん、きのめのシチューのいいにおいが漂ってきたころ、子どもたちは順番にお風呂に入ります。

小さなヨットを浮かべたり、おじいさんの背中を流したり、みんなで楽しくおふろであたたまったら、家族そろって楽しいゆうごはんです。

ごはんの後はみんなで、今日のできごとを語りあいます。眠りにつく前、子どもたちはお母さんに本を読んでもらいます。ゆったりした気持ちになったところで、お母さん、おばあさんがこもりうたを歌ってくれます。

「ねむねむ どんぐり そら みあげ
 ねむねむ いもむし ゆめを みる。
 おやすみ おほしさん とおろりろ……。」


夕方から眠るまでの14ひきたちのいとなみを描いた、人気ロングセラーシリーズの第9作。

なんとも心地よさそうな14ひきたちのお風呂場の場面では、3場面にわたって夕方から夜にかけて差し込む光や空気が刻々と変わっていく様子が描かれています。毎日くり返される、お風呂やゆうごはん、眠る前の1冊の本の中にこそ、確かな幸せがあることを教えてくれる作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 温かくて、ちょっと昔の日本っぽいなって思いました。おじいちゃんとおばあちゃんがいて、お父さんお母さんもいて、たくさんの兄弟達。何気ない日常だったけど、凄く特別で私も体験してみたいなと羨ましくなりました。

  • いろんな寝相の子やまだ遊んでいる子を探す
    楽しみもあって、子どもの食いつき度満点♪

  • 【息子4歳セレクト】
    どれがさっちゃん?にっくんどこだ?
    と文章に出てくる子を
    探すゲームみたいにして読み進められる。
    大家族の寝室の絵がなんとも言えない☆
    子供の頃好きだった絵本を
    子どもたちも好きになってくれて嬉しい♬

  • 夕方から夜寝るまでのお話。
    ごはんができて、お風呂に入って、ご飯を食べて、お話や子守歌で眠ります。

    みんなが眠ってしまった後、一番最後にお風呂に入るのは、おばあさんとお母さん。
    これってちょっと男尊女卑?
    「お風呂から笑い声が聞こえる」ところが救い。

  • 読み聞かせ用。ほんとに名作。何度も読む。

  • ねずみの家族の夕方~夜寝るまでの過ごし方。
    皆で協力して食事の準備をしたり、お風呂に入ったりする様子が描かれています。
    にぎやかな夕食の後の団らんもあったかくて楽しそうな雰囲気です。
    絵本の読み聞かせとこもりうたで眠る子ども達の様子は幸せそう。
    お風呂でお母さんとおばあさんの笑い声が聞こえる場面で終わるのもほのぼの。

  • 購入していたもの。
    夫(70年代生まれ)が「このシリーズはよく読んでたけど、この本は見たことない」と言っていた。
    1994年発行で、夫はもう高校生だったので見てなかったのだろうなあ。私はこのシリーズの熱心な読者ではなかったので「家にないな」という程度で購入していたのだった。


    5歳児Wと読み。
    おふろ?わかす?あたりでよくわかっていなかったようだ。そうだろうそうだろう。

  • 《本屋》【再読】穏やかな何気ない一日。安らかにみんなで、眠れるなんて幸せ。最近そう思う。

  • 2歳半過ぎから、毎晩読んでと持ってくる。何度読んでも、いいなぁと思える。名作。
    最後の子守唄を自分でメロディつけて、歌っていて、なんともかわいい、やさしい夜の家族の時間が描かれた、とってもいい絵本。

  • それぞれの動きが可愛すぎて、1ページずつあっちこっちと見てしまいます。読んでるうちにこちらも眠くなります。
    ○未就学児~

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。2014年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。現在、栃木県益子町在住。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひきのシリーズ」、『ふうとはなとうし』など「ふうとはなの絵本」シリーズ(童心社)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ(理論社)などがある。

「2022年 『2023 14ひきのカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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