すいみんぶそく (絵本・こどものひろば)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 31
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494008698

感想・レビュー・書評

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  • 何とも〜つげ義春のような雰囲気を表現してあるひとつのジャンルのように思えてきました。

  • 睡眠足りてない気分ってまさにこんな感じ。
    ホラー絵本だ。

  • 3分

  • 表紙のタイトルのレタリングに引き付けられて、手にとりました。
    著者名の歪み具合もいいですね。

    カガミちゃんという女の子を食べるシーンはめちゃくちゃ怖いです。

    次の日、女子生徒がいなくなりますが、カガミちゃんではなく、カガミちゃんは“すいみんぶそくなの”と言って主人公を追い抜きます。

    このラストの意味が分かりませんでした。

    怖いけど、みたい。
    分からないけど、みたい。

    そんな本です。

  • なんて怖い本なんだ!
    なんで睡眠不足?
    はい、訳アリなんです。
    これは子供には難しいね。
    ただ怖いだけの話になっちゃうかも。
    絵も話を効果的に盛り上げてます。

    こどもウケ ★★

  • 「ひゅー」の文章がひとついらないと思ったのと、「腎臓結石」は過剰に飾りすぎて必要ない重みを増しているように感じられなくもなかったが、面白かった。

  • ストレートに言ってしまうと
    ちょっと怖いお話です。
    睡眠不足になってしまった男の子の不思議な話
    幼稚っぽいイラストと、単純な色使いが
    これまた怖さを醸し出しています。
    なのになんだか読まずにはいられない
    何度も読んでとせがまれた絵本です。

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著者プロフィール

1955年、兵庫県姫路市に生まれる。
絵本、小説、評論、翻訳、作詞作曲、演奏など多様な表現を試みる。長崎市在住。
1976年第3回創作えほん新人賞を受賞した『はせがわくん きらいや』(すばる書房/現在、復刊ドットコム)でデビュー。
森永ヒ素ミルク中毒事件(長谷川自身もヒ素の入った粉ミルクを飲んだ)を扱いながら、日本人の生活や心理を大胆に切り取り、斬新な絵本作法で鮮烈なデビューを飾った。
『見えない絵本』(理論社)で、1990年第20回赤い鳥文学賞。
『石とダイヤモンド』(講談社)、『鉛筆デッサン小池さん』(筑摩書房)で、1992年第14回路傍の石文学賞。
『ホームランを打ったことのない君に』(理論社)で、2007年第12回日本絵本賞。
ジャンルを問わず作品多数。2012年、第34回姫路市芸術文化賞。
2013年『およぐひと』、2014年『アイタイ』(解放出版社)を刊行。原発災害に向き合った視点を貫く。
2002年から京都造形芸術大学客員教授。

「2015年 『あなに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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