- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494008742
作品紹介・あらすじ
「これは かぼちゃの たね、
いのちの つぶだよ、と おじいさん。
みんなで たねまきしよう、と おとうさん。」
みんなで草を抜いて、土をたがやしたら、種まきです。
「ゆっくり おやすみ たねさん、よっちゃんがいうと、 しっかり めをだしてね、と なっちゃん。」
「本当に生きているのかな」と、子どもたちが見守る中、ある日ようやく芽をだしたかぼちゃ。枯れ草をしいたり、虫をおいはらったりしている間に、かぼちゃは葉っぱをのばして、ぐんぐんと大きくなっていきます。かぼちゃに黄色い花がさいて、やがてちいさな実ができました。かぼちゃのあかちゃんに、さっちゃんは「かぼちゃん」と名前をつけます。
風のうなる嵐の日も、子どもたちは嵐からかぼちゃんを守ります。季節がすぎ、大きく立派に実ったかぼちゃを、さあ、みんなで収穫です。
かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、かぼちゃの煮付け、かぼちゃスープに、かぼちゃパイ。おいしそうなごちそう、みんなでいただきます。
かぼちゃを題材に、命のつながりを描いた人気ロングセラーシリーズの第10作。子どもたちに身近な食べ物かぼちゃがどのように種から成長し、花を咲かせ、実となるのか、美しく丁寧に描かれています。
種から実となり、また種となるかぼちゃの命のつながりとともに、自然の恵みの中で、おじいさんから孫たちへと手渡されていく、くらしや命のつながりがあたたかく描かれています。
感想・レビュー・書評
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おじいさんが大切にとっておいたかぼちゃの種を蒔きました。かぼちゃの成長を応援する14ひきの奮闘、かぼちゃの周りの生き物たちも微笑ましいですね。
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14匹が、カボチャの種を植えて、育てて、収穫して、食べる。
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ねずみの家族がかぼちゃを植えて、収穫するおはなし。ほとんど人間の家族が畑をつくるような描写なんだけど、収穫するときは、やっぱりかぼちゃの方がでかいものだから、家をつくっているみたいな、中にもぐりこんで、窓までつくるみたいな感じで、実を削り取っている絵が楽しかった。
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草を抜き、土を耕し種を植えてかぼちゃの成長を見守る14ひき。
一粒の種から芽が出る不思議。
葉っぱが伸びて花が咲き・・・かぼちゃはぐんぐん大きくなります。
季節は過ぎ、大きく実ったかぼちゃを収穫。
命の粒である種もたくさん取れました。
コロッケにまんじゅう、煮つけにスープ、パイなどかぼちゃ尽くしの食卓が美味しそうです。 -
かぼちゃの種を蒔いて育てる話。
徐々に育っていく変化が面白い。
出来たやつどうやって運ぶんだ、と思ってたら中中身をくり抜いて持ち帰るんですね。賢い。
虫達にも分けてあげてたり、他の生き物とあんまり絡んでる様子もなかったけど、そこは童話的に仲良くやってるんだなぁと思いました。 -
給食でパンプキンスープが出る日に、1年生と2年生に、読み聞かせをしました。
14ひきシリーズは、読み聞かせよりも、ひとりで静かに向き合うタイプの本だと、わたしは思っているので、むずかしかったです…。
かぼちゃが、季節の移ろいと共に少しずつ大きくなっていく様、いのちの源のタネ、雄大な自然の営みを感じられました。(大人のわたしは…)
子どもたちは、かぼちゃに名前をつける場面をおもしろがっていました。
給食の前に読んだクラスの反応はイマイチでした。
給食のあとに絵本を見せたら食いつきました。
うーん、子どもって難しい! -
1y11m
読み重ねるたびに、細部へ目がいくようで、最初は気付かなかった虫、花、14匹達の表情や仕草を教えてくれる。最後のページの美味しそうなかぼちゃ料理にも興味を持ったようだ。 -
「「これは かぼちゃの たね、
いのちの つぶだよ、と おじいさん。
みんなで たねまきしよう、と おとうさん。」
みんなで草を抜いて、土をたがやしたら、種まきです。
「ゆっくり おやすみ たねさん、よっちゃんがいうと、 しっかり めをだしてね、と なっちゃん。」
「本当に生きているのかな」と、子どもたちが見守る中、ある日ようやく芽をだしたかぼちゃ。枯れ草をしいたり、虫をおいはらったりしている間に、かぼちゃは葉っぱをのばして、ぐんぐんと大きくなっていきます。かぼちゃに黄色い花がさいて、やがてちいさな実ができました。かぼちゃのあかちゃんに、さっちゃんは「かぼちゃん」と名前をつけます。
風のうなる嵐の日も、子どもたちは嵐からかぼちゃんを守ります。季節がすぎ、大きく立派に実ったかぼちゃを、さあ、みんなで収穫です。
かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、かぼちゃの煮付け、かぼちゃスープに、かぼちゃパイ。おいしそうなごちそう、みんなでいただきます。
かぼちゃを題材に、命のつながりを描いた人気ロングセラーシリーズの第10作。子どもたちに身近な食べ物かぼちゃがどのように種から成長し、花を咲かせ、実となるのか、美しく丁寧に描かれています。
種から実となり、また種となるかぼちゃの命のつながりとともに、自然の恵みの中で、おじいさんから孫たちへと手渡されていく、くらしや命のつながりがあたたかく描かれています。」
最高!!