おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 491
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494008971

作品紹介・あらすじ

家族みんなで、新しいいのちをむかえる喜び。あかちゃんがいるとうれしい。あかちゃんていいね。おとうさんていいね。おかあさんていいね。家族っていいね。「おかあさんんがおかあさんになった日」の長野ヒデ子の新作。

感想・レビュー・書評

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  • 赤ちゃん誕生の喜びを、柔らかく温かな色鉛筆画で描いた絵本。おとうさんの優しい言葉の数々が胸に突き刺さる。兄弟の誕生を待ち侘びる子供達の様子も可愛らしい。同著者の、『おかあさんがおかあさんになった日』も良いが、こちらはおとうさんからの視点なので、別な魅力がある。

  • 確かにおとうさんはいつおとうさんになるのだろう、と考えることができた。1人目の話と思いきや3人目、産院かと思いきや自宅出産と色々予想を裏切られたが家の散らかり方とかリアル。おとうさんも協力的で好感が持てる。おばあちゃんがどちらのおばあちゃんかわかりづらかった。

  • 私がお父さんになったのは16年も前のこと。
    産気づいた妻を前にしてオロオロと役に立たず、挙句の果てには駐車場へ向かう途中で転んで怪我をする始末。
    今でこそ笑い話ですが、当時は家族に呆れられました。

    命がけで出産した妻が、その直後から母親の顔に変貌したのと対照的に、私はなかなか父親になった実感を得られませんでした。
    我が子を抱き、ミルクを与え、風呂に入れ、オムツを替え、遊び、叱り、笑顔に癒される日々の中で、少しずつ父親のような存在に近づいて行ったように思います。

    そんな幸せな日々を思い起こさせてくれる絵本です。

    子ども達が成長し、手がかからなくなって最近少し寂しいなと思っているお父さん達にオススメの絵本です。

  • 赤ちゃんをうむときはお父さん、お母さんにいっぱい優しくしてもらってんだなぁ〜っときづいた

  • 3人目が産まれるタイミングで読んだ。状況が似ているので、子供たちも興味があったようだ。

  • 読了

  • 三人目のためにがんばるお父さん、そしてはじめてお父さんになった日、二回目にお父さんになった日を回想するお父さん。作中の父親の姿が夫と重なり胸がキュンとする。新しい命を迎えるということに覚悟をもって挑んでくれる夫にいつも以上に感謝。

  • パパと読書

  • 図書館本。「パパにとって家族が増えるってどんな感じ?」というところに想いがいったよう。お姉ちゃんになる、も特別だけど、パパになる、もまた、格別なんだね。

  • **********
    「父の日」に。

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著者プロフィール

長野ヒデ子(ながの・ひでこ)
1941年、愛媛県瀬戸内今治市に生まれる。今治タオルの立ち上げに関わり今治タオル名誉ソムリエ。
「とうさんかあさん」で日本の絵本賞文部大臣奨励賞、『おかあさん がおかあさんになった日』でサンケイ児童出版文化賞、『せとうちたいこさんデパートいきタイ」で日本絵本賞受賞。「すっすっはっはっこ・きゅ・う』『まんまんばっ!』『おつきさまひとつずつ』『おにぎりおにぎりjなど絵本作品多数。「ころころじゃっぽーん』「くわず女房J「ま~るかいてちょん!Jなど紙芝居作品も数多く手がける。日本児童文学者協会、日本出版美術家協会、JBBY、絵本学会、日本ペンクラブ、紙芝居文化推進協議会、紙芝居文化の会等の会員。紙芝居文化推進協議会会長を長年務める。久留島武彦文化賞受賞。鎌倉市在住。

「2023年 『絵本のまにまに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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