スウィング! (単行本図書)

著者 :
  • 童心社
3.95
  • (4)
  • (13)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494019571

作品紹介・あらすじ

"本気でやりたいなら、自分を信じろ"耕うん機のエンジン音から聞こえるとうさんの声。直は、残された田んぼを耕す決意をするが、チームメンバーたちは直の決断に揺れる。「野球、やめるわけじゃねえんだよな。」中学最後の公式戦まであと二か月。「野球も田んぼも、本気でやる。」直が、仲間と全力で駆けぬける。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 農業を素材にした珍しい青春物語。漫画界で画力に定評のある五十嵐大介の絵が、自身の農業経験も手伝って、この本の魅力となっている。精緻に描かれた耕運機からは、主人公の父の声が聞こえてきそうだ。

  • 野球×田んぼな青春ものです。野球はもちろん、田んぼも熱い!
    耕うん機の音で、亡き父と会話するシーンにぐっときました。
    真夜中の棚田の田植え、映像で見たいですね。

  • 直のお父さんが大切にしていた耕うん機だからこそ、直のお父さんの声がしたんだろうな。

  • チビ1号、市立図書館にて

    2015/05/11
    チビ1号、小学校図書館にて、2回目

  • こんなふうに田畑を守るって子どもがいるといいね。亡くなったお父さん、かっこよすぎる。でも、耕運機が動いている間、お父さんと話せるって設定、ちょっと・・・でも、おもしろいか。

  • 初々しい爽やかな話で、最後は素直に感動しました。子供達の友情が良いのですが、大人達も格好良い!
    好きな事を頑張ってみようという気になりました。

  • 図書館にて。
    弟に読ませたい。

  • 最後の大会を控えて、部活に燃える中学3年生の直。
    直の父は昨年亡くなり、田んぼをする人がいなくってしまった。

    今年で田んぼを手放そうと決断した母だが、直は父の大事な思い出がなくなるようで・・・

    部活、友情、家族と爽やかな、青春物語。

  • きょう読み始めて、先ほど読了。いつもと少し違う雰囲気のものを、と思って借りたもの。
    田んぼと、野球。絡むというほど絡まないのだけど、とりあわせが面白い。田んぼに縁の薄い私にとっては、田作業や田の役割の記述は、へぇそうなのかぁ、と興味深かった。山と人との攻防を、肌で感じてみたくなる。お父さんとの会話は、ちょっとやり過ぎかなと思わなくもないけども。
    タイトルの意味が、わかるようなわからないような。

  • 感動‼デスよ。「バッテリー」と通じる爽やかさと…自然や世代の違う人との交流の中、自分に向き合う!自分に向き合うのはかっこ悪くないぞ!
    実は著者を存じあげています(^。^)卓球シリーズもよかったし、はみだし組も良かったけれど…、この作品が今の一押しです。

全14件中 1 - 10件を表示

横沢彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×