- Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494075973
感想・レビュー・書評
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フランスの民話で、何かとおばかさんぶりを発揮するガチョウに比べ、こちらアヒルは明るく賢く、勇気もある。
コツコツと貯めたお金を、浪費家の王様に貸してしまい、取立てのためにお城に向かうアヒル。
途中、キツネ・川・蜂という仲間に会って、それぞれを小さくしてお腹の中に入れてあげるという発想が面白い。
そして、城で危機一髪という場面になると、仲間たちがお腹から飛び出してアヒルを救出するんである。
最後のオチも意外性があり面白くて、日本の民話とはひと味違うと思わせられる。
場面ごとの絵も大変迫力があり、デフォルメぶりが楽しい。
季節を問わないお話なので、いつでも使えそうなのがいいね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.9.21 2-3
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「内容:
あひるは、結審して王様に貸したお金を返してもらいにでかける。あひるの強い意志・行動に共感し、応援するキツネ、ハチ、ハチ、川と、あひるは次々に飲み込みます。捕まったあひるが危険に直面したときに、仲間たちが次々に出てくる!
ひとりひとりの力は限られていても、個性を生かした協力が大きな力になることが描かれている。ハラハラドキドキの展開と、リズミカルな語り口が楽しい!」
(『紙芝居百科』紙芝居文化の会出版 の紹介より) -
無駄遣いばかりしてお金を返さない王様と、正直者で勇敢なあひるのお話。
飲み込んで連れて行くの面白い。
4y11m -
季節を問わず使えます。大人も子どもも外国人も楽しめます。絵がとても良いです。
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R1.7.12 おはなしの部屋(トワイライト)
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なんとも絵がインパクト大でいいです。あひるが殺されそうになるのが、2歳3カ月児は怖くて、読むと、いつも離れたところから見てます(でも凝視)。
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2017年度 出張お話会
2017年度 2年生 2月
借りたお金を返さない王様を懲らしめるあひるのお話。
お金を返してもらおうとあひるが王さまのところへ向かう途中で出会ったきつねや八チ、川までお腹の中へ入れて連れていきます。
ピンチの際には彼らに助けてもらうのですが・・・
子供達はあひるが危なくなると「ハチがいるよ!」
「川が出てきたらいいのに!」などとあひるを応援して
お話の展開もしっかり把握しながら聞いてくれました。 -
12場面。初版:1970年。フランス民話。王様に貸したお金を返してもらいに行く途中、あひるの口の中に入ったものは、きつね、はち、川。えぇ?と思うかもしれませんが、そこが昔話のなせる技。欲ばりな王様の理不尽な行為に、あひるの味方たちが大奮闘。田島征三さんの迫力ある画面がいい。めでたしめでたしの結末は、気分爽快です。大型紙芝居あり。