さぎとり (桂文我落語紙芝居)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 39
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494077120

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせのお仲間さんの私物をお借りして、フリースクールで読んだところ大好評。
    日ごろとてもお行儀良く聞く子たちが、途中からニタニタ笑い出して、こちらもつられて笑いながら読んだ。
    なんでも学童(一年生から三年生まで)の子たちも笑って楽しんでくれたらしいので、幅広い年齢に向くということだろう。
    落語によくあるナンセンスな笑いだが、何しろオチが秀逸!
    大阪弁のセリフが多いので、息が切れないよう明るく軽快に語りたい。
    約10分。

    サギは留鳥である上に、冬鳥でもあり夏鳥でもあるから、季節は問わないだろうと思う。
    こちら近辺ではあちこちの河川でコロニーを作っている。
    鳴き交わすときはたいそうやかましいのだが、お話の中でもコロニーが登場する。
    「でんすけさん」は上手くサギを捕まえたかに見えたが、その後どうなったかは読んでみてのお楽しみ。

  • 2022.6.1 3-3

  • 現代の子にもわかりやすいサゲで、内容も毒がなく主人公のアホらしさがかわいい

  • H29.7.14 おはなしの部屋(トワイライト)

  • 愉快すぎる!絵もかわいい!
    関西弁がテンポをよくしてくれて、とても良い!

    「おまえがアホじゃ。そんなことをザキがおもうかいな。」

    炭酸飲料レッドブルのCMを思い出した。
    「アホかお前」ってやつ(笑)。

    でんすけさんもアホならサギもアホだ。
    「おはようやあらへんがな。にんげんにつかまってるで。」

    ホントに愉快(笑)。

  • さぎを捕まえるまでの主人公の楽天っぷりが、とても愉快です。
    後半のシナリオも、落語ならでは。
    最後、カラスの「アホー、アホー」で締めくくられると、子どもたちに、いっせいに笑いが生まれました。

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著者プロフィール

桂 文我:三重県生まれ。1979年桂枝雀に入門。1995年四代目桂文我を襲名。現在、年間300回程の落語の高座をつとめる。全国各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。また、子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も開催している。落語を題材とした絵本に、『えんぎかつぎのだんなさん』(福音館書店)、『りゅうぐうじょうでさがしもの』(童心社)、『ふたりでひとり』(フェリシモ出版)、『しまめぐり』(ブロンズ新社)、『月きゅうでん』(小学館)、「桂文我のでっち絵本」(BL出版)シリーズなど多数。

「2023年 『かまどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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