- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784495865115
作品紹介・あらすじ
本書は、主として、これから大学を卒業するに当たり、卒業論文を書こうとしている学生、大学院の修士課程を修了するため、修士論文を書かなければならない院生、および、大学院の博士課程において課程博士の学位を取得するため、博士論文を執筆しようとしている院生を念頭に、論文の要件と作成の具体的手順について述べたものである。
感想・レビュー・書評
-
■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000211956
佐藤文香先生(社会学研究科)推薦
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
12月~3月は論文提出シーズンですね!こちらの本では、文献の引用の仕方や論文を書く意味など、基礎的なところから説明しています。初めて論文を書くもののレポートと何が違うのか分からない学群生や、卒業論文は書いた経験はあるものの修士論文を書くにあたってもう一度論文の書き方を簡単におさらいしたい修士の学生にお勧めします。先行研究を基に文献研究をする意味から、論文を書くにあたって必要なおおよその期間やスケジュールの進め方まで、論文執筆初心者にありがたい内容がぎゅっと一冊にまとまっています。
(ラーニング・アドバイザー/体育 YONEKO)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1676967 -
論文たらしめるものは、
先人の先行研究業績を理論的批判的に精査分析し、新しい視点から説得力のある独創的意見を新しい知見として論理的に展開する、こと。
独創的意見とは、反対思考法と、深化思考法がある。
独創的意見は論文には不可欠。なければ要約にすぎない。
前のステップに戻ることを厭わない。 -
-
引用法の記載が豊富。
-
論文の書き方、引用の仕方など。具体例を挙げながら解説してくれているのでわかりやすく参考になった。
-
論文作成までの経緯と引用方法、学位規定の例など、実務的な書。
-
かなり前に買って放っておいて再訪。
学位(論文)に関する法令・規則が掲載されているのが特徴。シンプルに重要な点がおさえてある。学士、修士、課程博士、論文博士といったそれぞれの学位の違いをおさえた上で、論文にどう取り組むべきかといった感じの内容。結局、こういうのはガイドラインとして使うべきであって、これを読んだからただちにいろいろ書けるようになるわけではないのはまあ当然。
文献検索システムはこの本の内容では古くなっているので参考にはならない。