- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784496015465
作品紹介・あらすじ
相場で利益を得たい、しかし、危険を避けたい……という矛盾する欲望を達成するための技術である、「ツナギ売買」の基本、理論、実践を具体例を出しながらやさしく説明している。本格的ツナギ売買の解説書。
感想・レビュー・書評
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2016/6/20読了。
テクニカル・中期~長期・投資に関する、ツナギ売りに関するトピックをまとめた本である。
ツナギ売りとは、現物を持っている場合に信用売りを駆使し、利益を積み上げていく手法。
書中ではコストが下がるとの記述で表現されている。
現物を売らないメリットは、既に利が乗っている現物を保有していれば、心理的負担が減ることが大きいようだ。
ルールが4つほどあるようで、
①現物を持ってのカラ売りであること(純カラをしない)
②まとめ売りをせず、分割して売る
③分割売りの値幅を大きく適切に
④資金に余裕を持つ
と記述がある。
ただ、肝は分割でのエントリーと、予定した金額分エントリーできなくても仕方がない(相場とはそういうものなので)という一文であろうと思う。
また、商品先物のロールダウン効果に関しても記述があった。そこにも、現物を持つ優位性が書かれている。
相場の方向性を当てるだけの本とは違い、現実的にはどのように対処したらよいか記述されており、かなり古い本だが勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ツナギ売買について書かれた良書。これまで信用取引で売り買いしていましたが、信用取引はツナギ売買(空売り)のためにあることを初めて知りました。株を長期で保有される方(自社株や優待・配当金目的の方)はツナギの技術は必須になると思います。保険のためのツナギ、コストダウンのためのツナギ。様々な役割があるので一度読まれることをおすすめします。
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現物を持ちながらの空売りは、気持ちが楽。
ロスチャイルド家は、銅地金を持ちつつ、サヤすべり取りを行った。 -
ツナギとは・・・
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pp1130
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必読。