宮崎駿の雑想ノート

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著者 : 宮崎駿
  • 大日本絵画 (1997年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784499226776

宮崎駿の雑想ノートの感想・レビュー・書評

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  • アニメーション映画監督、宮崎駿の持つ怒涛のような軍事関係の知識を基に、自由な想像力を加えて描かれたイラストコミックです。鉛筆と総天然色の絵の具で描きこまれた緻密な世界観に何度見ても圧倒されました。

    本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント .
    本書はアニメーション監督、宮崎駿が模型雑誌『月刊モデルグラフィックス』にて不定期連載されていたイラストエッセイとマンガをまとめたものであります。これを元に製作されたラジオドラマが1995年-1996年にニッポン放送で放送され、当時、自分は熱心に聴いていたことをこれを読みながら思い出しておりました。

    主な内容というのは宮崎駿監督の趣味である軍事関係の船舶、航空機、戦車等を題材にしており、スタジオジブリの大番頭を勤める鈴木敏夫プロデューサーによると、
    「反戦思想で戦闘機や軍事関係モノが大好き」
    という矛盾した性質を持つわけですが、その大きな矛盾に宮崎駿監督が一応の決着をつけるのは2013年の7月20日に劇場公開された劇場映画『風立ちぬ』まで待たなければならなかったわけであります。

    その内容は13編の物語になっており、各話3~5ページで構成されております。それでも、第9話の後半からは全ページがマンガとして描かれるようになったのだそうです。絵はすべて鉛筆と水彩画で描かれており、改めて『絵師』としての宮崎駿を存分に楽しむことが出来る上に、1コマ1コマにこめられている『情報量』がこれまたとんでもなく多かったのも印象的でありました。

    『雑想』と銘打たれている通り、史実を軸として宮崎監督が自由に想像の翼をひろげており、そのなかには明らかに「間違い」があったりするそうですが、僕はそれを解説を読むまではまったく知りませんでした。キャラクターは日本が部隊の場合は人間で描かれるのですが、欧米が部隊の場合、ほとんどが擬人化された動物で、イギリス人は犬。アメリカ人がゴリラ、ドイツ人やロシア人が豚であって、戦争ものを描くのでかなり悲惨な場面も多いのですが、このキャラクターのおかげで、どこかコミカルに感じられました。

    『ロンドン上空1918年』、『豚の虎』、『ハンスの帰還』に登場する若きドイツ軍整備兵長のハンスの活躍ぶりや、『多砲塔の出番』に登場する悪役大佐も印象的でしたが、『紅の豚』の原作であり、3回にもわたった『飛行艇時代』は何度読んでも素晴らしかったです。特筆すべきは宮崎駿監督が自ら描いたフィオ・ピッコロ嬢で、これがまた文句なしにカワイイ女の子で、ポルコ・ロッソの愛機「フォルゴーレ号」を甦らせ、カーチスとの決闘には自らが賭けの対象となる…。わかっている展開ではあるのですが、改めてマンガ版を見ると違った感動があるのでした。

    宮崎駿監督がいつも手がける大作映画とは打って変わってのびのびと描かれている(高畑勲監督によると、これが宮崎駿監督にとっての「休息」とのこと)ことがうかがえ、宮崎駿監督の卓越した画力を存分に楽しむことの出来る1冊であると思いました。

  • 増補改訂版

  • ミリタリーオタクここに極まれり。
    宮崎駿が好きな戦闘機や戦車を自由奔放に描いている漫画短編集で、
    自分が好きで好きでたまらないモノを描くオタクの喜びが全編から溢れています。
    描きたい!伝えたい!アウトプットしたい!というオタクの欲望は綿密に描き込まれた機体解説や断面図でその豊富な知識をあますことなく発揮し、
    機体の魅力を細かいコマ割りとショートストーリーで様々な角度で描いています。
    漫画としても面白いのですが、戦車を上下左右斜めの角度で描くだけでは飽き足らず、
    エンジンから内部構造から断面図まで描いちゃう宮崎駿のお茶目さに触れられるのが本作の一番の魅力なのではないでしょうか。

  • 実際にアニメ映画になった「飛行艇時代」を含め、いずれも短〜中編アニメの原作になりそうな話。宮崎駿さんは趣味人の心をくすぐるのが上手いナァ。

    沢村慎太朗さんの「スーパーカー誕生」の各エピソードを宮崎さんにこんな感じで漫画化してもらって、単行本を出して欲しいというのはかなわぬ夢か妄想か。

  • 宮崎駿のメカが好きな人必見。オールカラー。図解が楽しい。

  • 駿さんの妄想ノート

    頭の中で遊んでいたものを、実際に絵に描いちゃおうか♪と

    空母やら戦車やらが戦うのであります


    完全なる趣味の世界

    飛行機の知識も、戦闘機熱も全くない。だがしかし!だがしか〜し!!

    見入ってしまうよねー

    だって“駿ワールド”だから☆


    ナウシカや豚さんの世界♪

  • マニアック!

    絵がこまかい!

    おもしろかった!!

  • めっちゃ読みたい。
    しかし高くて手がなかなか出せない(>_<)

  • 高射砲塔の存在を危うく信じかけた…。

    マウス戦車の写真を初めて見たのですが、すごかったです。
    いろんな意味で。

  • 宮崎さんの妄想が沢山詰まった漫画。読むと僕もその熱に浮かれてしまいます。「豚の虎」の映画を観てみたい!

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宮崎駿の雑想ノートの作品紹介

宮崎駿の、目も眩む雑学と妄想の世界!アニメ映画風の谷のナウシカ、となりのトトロ、もののけ姫の監督、宮崎駿が、その豊富な知識と妄想で構築した超趣味的世界!兵器と人間が織り成す、バカバカしい狂気の情熱を描いた、珍奇なる物語13編。大ヒット映画「紅の豚」の原作、「飛行艇時代」を収録。

宮崎駿の雑想ノートの大型本

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