宮崎駿の雑想ノ-ト

著者 :
  • 大日本絵画
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本棚登録 : 963
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784499226776

感想・レビュー・書評

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  • 絵を描けるって凄いなぁ~
    楽しいだろうなぁ~
    絵を描ける人って、想像力、創造力が豊かで
    絵を描くためにいろいろ探究心もあって
    心豊かなんだろうなぁ~と考えた

    絵が下手だから、ほんと羨ましい。・:+°☆

    “雑想ノート”(“妄想ノート”)
    序文「この本、資料的価値はいっさいありません」より
    ● ようするに軍事関係のことが好きなんですね。
     愚かなことをするんだろうと思いながら
     戦記などを読んでいるんです。
     ・・・頭の中で無数の空中戦をやり、無数の海戦をやっているんです。
     だから、
     航空母艦や、……工場なんかを、色々と頭の中で練り上げたかわからないんです。
     妄想のカタマリを
     色々な雑学の集まりとして描いたのが“雑想ノート”

    月刊モデルグラフィックス(模型の雑誌) 連載

    「紅の豚」も掲載されてました♪

  • 『農夫の眼』は、アンドレ・マルローの手記に依ってゐるにも拘らず、ポテーズなんちゃらといふ「できたときから時代遅れの」おフランス飛行機でナップオヴアース(地べたすれすれを飛ぶ。なんか普通の飛行機でも無理っぽい)をやるといふ、松本零士作品のやうなものになってゐる。
     『高射砲塔』も、これだけだと、チョビ髭の伍長さんがお亡くなりになっても、リュースバルクの棘は無敵伝説の一ページを繰り続けるといふ、『コクピット』にありさうな話なのである。
     その伍長さんとドイツの工業技術が結晶した戦車を操縦する、方の(ロンドンへ空襲に行くのも同名なのである)ドランシ大尉は「ヒトラーとの義理は果たした」とか言ふのである(『豚の虎』)。
     どっちかと言ふと、これを掲載した際Qシップは、作者がありえないと思ってて、これ発行のちょっと前、これを原作にしてちゃんとお話になったラジオドラマがCDになった頃、それが実在する資料が発見されたと言ふのが好きである。この本ではさういふ詳細が書かれてない(解説で、実際にあったとしかない)が。

  • 宮﨑駿のメカが好きです。

    • chikachanさん
      同じく。ホントに飛行機とか好きなんだってわかります。
      同じく。ホントに飛行機とか好きなんだってわかります。
      2018/04/02
  • めっちゃ読みたい。
    しかし高くて手がなかなか出せない(>_<)

  • フィオかわいいよフィオ

  • 『豚』が好きならこれ読まにゃあならんでしょ。

  • ミリタリーオタクここに極まれり。
    宮崎駿が好きな戦闘機や戦車を自由奔放に描いている漫画短編集で、
    自分が好きで好きでたまらないモノを描くオタクの喜びが全編から溢れています。
    描きたい!伝えたい!アウトプットしたい!というオタクの欲望は綿密に描き込まれた機体解説や断面図でその豊富な知識をあますことなく発揮し、
    機体の魅力を細かいコマ割りとショートストーリーで様々な角度で描いています。
    漫画としても面白いのですが、戦車を上下左右斜めの角度で描くだけでは飽き足らず、
    エンジンから内部構造から断面図まで描いちゃう宮崎駿のお茶目さに触れられるのが本作の一番の魅力なのではないでしょうか。

  • 宮崎駿は本当に、戦車とか軍艦とかが大好きなんだなあ、と。
    自分の趣味の世界を思う存分、絵と文章で語った本。
    この「たぎる愛」がナウシカやラピュタ、ハウルの世界を彩り、奥行きあるものにしていることを実感します。

    「ようするに、自然保護の問題をどうのこうのとか、
    少女の自立がどうのこうのとかね、そういうのは一切ヌキ!もう、とにかく!!」(序文より)
    宮崎さんのこういうところが好きなのかもな。

  • 何処までが真実か不明~船・飛行機・戦車~調べて行って妄想が広がって・・・という処なんでしょうが,絵にしてしまうところが凄いね。よしたけさんの対談本で出てきた本なので読んでみました

  • 宮﨑駿の”妄想”全開の1冊。大きな制約もなく描きたいことだけに徹した感じ。 手元において、好きな時にぱらぱらとめくっても楽しい。

著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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