勝ち抜く戦略実践のための 競合分析手法

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  • 中央経済社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502125218

感想・レビュー・書評

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  • 体系的な競合分析の教科書。基本ではあるがそれ以上ではない。これから競合分析を始めるにあたって役に立った。既に競合分析を行っている他社と並ぶが勝つにはこの本のアプローチだげでは足りなくなる。

  • タイトルに惹かれて購入。著者は高橋透氏、株式会社ニューチャーネットワークスの代表。失礼ながら知らない会社だ。

    感想。すごいノウハウが詰まっている気がするのだが、うまく消化できていない。既存の分析手法に慣れてしまっているせいか、そもそも三階層の繋がりすら未だによくわからない。総論を単純化して冒頭で示して欲しかった。結果として、備忘録も細かいノウハウだらけとなった。

    備忘録
    ・シナリオはいわば補助線。補助線をあらかじめ描いておけば、そこからのズレを認識できる。
    ・視点を内部ばかりに向けず、競合他社も調査する。但し、調査の目的は明確にしておくこと。完全情報を100とした場合、25程度の情報量で十分。
    ・エコシステムビジネスモデル。顧客も含めた共生関係を構築すること。この概念がうまく説明できない(=理解不足)。
    ・バリューチェーン。エコシステムビジネスの下の階層
    ・製品、サービスの階層。バリューチェーンの下の階層。
    ・具体的なミーティングのスケジュールや式次第の例について記載あり。
    ・グローバルネットワーク社会では、どのようなネットワークに所属しているかぎ重要。
    ・分析力とは、ある専門的な視点で、混沌とした情報を整理し、分類し、分析結果の本質を単純化し、思考しやすいようにすること。
    ・決断力とは、完全ではない情報の中で意思決定をすること。

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著者プロフィール

ニューチャーネットワークス代表取締役。1987年上智大学卒業。旭硝子株式会社で、材料の製品開発、新製品マーティング業務などに5年間携わった後、大手コンサルティング会社に転身。30歳で経営、事業コンサルティング会社、ニューチャーネットワークスを創業。化学、製薬、住宅、半導体、電機など、激変してきた日本の主要な製造業の事業戦略、技術開発、などに関わる。日本企業の弱点でもある、トップマネジメントの意思決定プロセスの変革を推進し、同時に短期で成果を出すことで組織体質を変革する「ブレークスループロジェクト」をこれまで500プロジェクト以上で実践し、「突き抜けた人と組織」づくりに貢献。「戦略理論は一流で当たり前、クライアントの生き延びようとする才能に火をつけ、成果を出す」ことをモットーに日々コンサルテーションを進めている。主な著書に『事業戦略計画のつくりかた』(PHP研究所)、『ネットワークアライアンス戦略』(共著、日経BP)など。

「2014年 『90日で絶対目標達成するリーダーになる方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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