人事よ、ススメ! ―先進的な企業の「学び」を描く「ラーニングイノベーション論」の12講 (碩学舎ビジネス双書)
- 碩学舎 (2015年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784502126819
感想・レビュー・書評
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偉大な方々の知見が惜しげもなく盛り込まれている。食べ過ぎて消化が大変。まずは、人事担当者に読んでもらい、意見交換したいなぁ。私的な自主勉強会にも活かそう、と画策中...。インプットしたらまずは実践だ!
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組織の人材育成について、企業の具体的な施策事例も示し、アカデミックに見つめた書籍。人事部門でなくても、職場というチームをまとめる立場の人にも参考になる。
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2022I036 336.47/Na
配架場所:A2 東工大の先生のコーナー -
人材育成の手法は多様にあるが、時代と共に変化していく。
刊行されてから時間が経過しても活用出来る手法はある。
相手の可能性を引き出すことを考えたい。 -
実際のワークショップの色々なアイデアがいっぱい。
また、理論的な勉強も。 -
結構、勇気をもらえる。
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『人事よ、ススメ!』(編集:中原淳)
読了した本がたまっています・・・
付箋部分を抜粋します
・一方で、振り返って教訓を引き出して持論化し、次に生かしていくサイクルを回せる人は、毎年違うことを身につけて
常に成長してゆくことができる(p10)
・まず目の前のことから、チャレンジングな課題を見出し、実際に挑戦することがストレッチです。自分の守備範囲で行う
挑戦ではなく、できるかどうか分からない挑戦、背伸びすれば、またはジャンプしたら届きそうなことが好ましいと
言われています(p13)
・会社内ではストレッチ経験は無償で与えられるわけではありません。目の前の仕事でしっかり成果を出して
自分で呼び込まなければならないのです(p15)
・「優れた知識・スキル・技術」を持つと同時に、「他者や社会に奉仕する心」を持つことが、プロフェッショナルとしての
理想像とされています(p18)
・マネージャーの役割とは、そもそも「他者を通して物事を成し遂げる」こと(p35)
・人間は、自分で「嫌だ」と思った瞬間は、実は限界ではないのです(p54)
・人は自分で思うよりももっと「できる自分」がいるのです(p55)
・感情に安心感があって楽しければ、行動に移す可能性があり、認知すなわち理解に繋がりやすく、それが次の感情を生む(p56)
・脳にダウンシフトが起こると「できない自分」ばかりと出会い続けなければならないのです(p61)
・非日常にいる自分も日常の自分と同じです。非日常にいる自分が日常に帰ると日常の自分になるからです。
非日常でできることは、日常でもできるチャンスがある。それと同時に、日常でできないことは非日常でもできないチャンスが
あるわけです(p63)
・人生において、チャレンジはいつも準備された時にやってくるものです。そして、アドベンチャーは準備された心に
やって来ます(p63)
・人生はあなたが信じた時に始まり、諦めたときに終わるのです(p64)
・何かを成し遂げたい人を採用します(p125)
・端的に述べるならば、真実や問題解決は、人々の相互作用の中から生まれるという考え方です(p208)
・内省のポイントを整理していきましょう。内省で大切なことは起こったことをきちんと描写させることです。
つまり自分がそのとき何を考えていたのかを口にさせるのです(p223)
・振り返りの習慣はできるだけ早いうちにつけておくことが好ましいですね(p225)
・全ては水です。水が濁っていくと、この全てが阻害されるのです(p239)
・体を変えると心も変わります(p308)
・人は考え方を変えると行動も変わるようになると思いがちです。それもあるのですが、実際には行動が変わると考え方が変わると
いうこともあります(p309)
・人間の頭は非常に複雑にできていて「面白いことをしなきゃ」と思うとできないのです。しかし、ただそのことを楽しんで
やっていると創造性が発揮されるようにできているのです(p315)
・日常では、私たちはできるだけ変化が起こらないように生きています。変化とはリスクであり、変化が生じると安定した
生活を営めなくなるからです(p318)
・社会が変化しているときは、変化をしないことは逆に高リスクになります(p320) -
企業内の人材育成のトレンドが分かる一冊です。会話のネタに。 和田