敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本

著者 :
  • 永岡書店
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784522435342

感想・レビュー・書評

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  • HSPの事が読みやすく、分かりやすいようにかいてあった。

    が、後半中だるみ?
    というかケースが多いのと、セルフケアに共通項がありすぎて途中ふわっとしてる部分がある気がしました。
    自分が疲れてるだけかも、、

  • 私自身、学校での生活のしにくさが少しあり、それが積み重なって不登校になった時期がありました。(今は不登校から抜け出しました)この本を読んだ時に、たくさん自分に当てはまっていたので少し生活しにくさの原因が少しわかったような気がして楽になりました。生きにくさを抱えている人はぜひ読んでみてほしいです。

  • HSPという特性を持つ人がいるということを知った上で仕事をする必要があると思った。

  • HSP症状のあるあるカタログ的教本。最後のページにはオススメの関連書籍やクリニックも紹介されている。
    種類や傾向の度合いがあって、
    HSP=保守派
    HSS=改革派
    HSP&HSS=周りといるときは行動的・一人になると内向的
    のような印象で、悪く捉えれば躁鬱のような感じに思えてしまった。

    ユング心理学によると、人間は社会性の面から本来の人格に加えて社会的性格を併せ持っているとしていて、いわば人間は本来多重人格であることが一般的であるようなだった。

    他人の中に自分が抱える悩みやコンプレックスとなる要因を見ると、それを克服しよう・向上しようとしている自分の中にある「影」と重なり、つい批判的になってしまって自己嫌悪に陥るというのは割と日常的な人間関係の中でも垣間見ることの多い要点だと思える。

    親ガチャという言葉が最近流行ったが、HSPの傾向として、昔からいい子ちゃんで、親から褒められたり自己を肯定できる経験がないアダルトチルドレンだったりという例が胸が痛い。やさしい虐待なる表現がある事は知らなかった。

    自責の念が強すぎて、相手の理不尽な怒りさえ自分が悪いと抱え込んで「自分は嫌われている」と思い込む傾向。また、些細なミスを繰り返すことで、調子の良い同僚と比較して、自分はできないと決め込む傾向などは、現代社会の闇を感じるHSPの一面だった。

    「頑張ればできる」「気持ちの問題だ」って言葉が全く救いにはならず響かないのには共感できる。自分の抱えてる不安要因がこの言葉をもってしても肯定できるまで納得できていないのだ。

    ほとんどは共感できてしまう部分が多く、他人が責められているのを見て自分も心が痛んだり、他人の陰口が自分のことを言っているんじゃないかと思うのは割とほとんどの人がそうなのではと思う。心の境界線があったとして、実際に対してネガティブな反応を向けられたら気分転換できずに立ち直れないことを考えると、無神経になれるのが一番気楽な気がする。

    HSPは発達障害とは違うとしているが、その境界がわかりづらく、HSPでありながら社会で活躍している・うまく活用できている人の例を見てみたいと思った。こういった類でありがちな、単に個性で片付けてしまうのは、どうしても腑に落ちない。

  • タイトルにつられて読んだ。
    自分が当てはまってて共感した。

  • HSP

    ・深く処理する
    ・全体的に感情の反応が強く共感力が高い
    ・過剰に刺激を受けやすい
    ・些細な刺激を察知する

    他人と心の境界が薄い、疲れやすい、刺激に敏感、人の影響を受けやすい、自己否定が強い、直観力が強い!

    ユングの内向直感型が多い。

    苦手なものと距離を取り、ネガティブを吐き出し、自分を守り、休息を取り、1人の時間を確保する。

    アーロン博士の研究によると、どの国でも敏感な人は15-20%

    オキシトシンの発現が強い、弱いネズミが確認されている。
    量子力学では、エネルギー情報はエネルギーとしても物質としても存在可能。
    右脳的な能力に優れている。優れすぎ。

    HSP&HSS(Highly Sensation Seeking)
    刺激を求めやすく、疲れやすい。
    恋愛は享楽的になりがち。

    自分が何に敏感なのかを知り、その心の対応を身につけ、目の前の出来事に対処する。

    「羨ましい」「イライラする」は本音でなくその気持ちを隠している不平不満。

    困難の解決方法は相手を立てる事。

    トーラス構造

    周囲を許せない、イライラは自分の影。

    怒りは二次感情、背景にはすべき思考がある。

    ミスしてもオk、私大丈夫
    ホオポノオポノ

    丸ごと認める。自分の味方は自分。
    毎日胸を張る、大丈夫と三回唱える。

    能力や性格を知る。他人に評価してもらう。

    外界の情報は鋭くても、身体の内部には鈍感。
    まだ頑張れると思ったら、やめる。

    体を回復する栄養素を取得。
    コーチゾルとアドレナリンが出る。動けなくても

    アクティブレスト
    ①フィジカルレスト ②メンタルレスト ③ソーシャルレスト ④スピリチュアルレスト

    境界線が薄いのは親の言うままに育ったから?

    自分を直そうとせず、認めるところから始める。
    本気モードで自分の本音を出してみる。

    トラウマは第三者目線で思い出す。

    他人との境界線を作り、自分軸で生きる。

    大人数の飲み会は出席するだけで充分。
    自分はHSPだからと開き直る。

    乖離からの回復は自分で決める。
    過剰同調性。
    現状確認システムが作動する。
    年上や先輩と一緒にいる。
    人見知りキャラ。

    HSPはミラーニューロンが強いので、ポジティブな人に近ずく。人との間にバリアーを張る。

    人の輪に入るのが苦手なので無理に頑張らない。
    先輩格の人とだけ仲良くして面倒を見てもらう。

    6秒保つ。
    目標の8割できたら良し。

    過剰な心配や慢性的は胃に。
    細かい事への執着は小腸に。
    必要のないものや人の考えは大腸に影響がある。

    アーシングする。

    辛かった子供時代は癒されていい。

    感情に反応する、サイキック的性格。

    ホオポノポノ
    「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛してます」

    目には見えないものに大切なものがたくさんあることに気づいている。HSPは。

  • 浅い。
    そして筆者がトンデモスピリチュアル系。突然”「カタカムナ」とは縄文時代以前に書かれた謎の古文書で、宇宙の成り立ちやときの流れの意味を解き明かしています”なんてフレーズが出てくる。

    もっともこんな電波な内容は1ページだけ(おそらくそれ以外はゴーストライターが書いたのではないだろうか…)だが、HSPに関する内容は表層的で、なんでもアリにかかれている。誰もが2,3個は当てはまるような内容ばかりで、本当に敏感さに悩む人の役に立つものではないだろう。

  • HSPという言葉が気になって色々書店で見てみたのですが、一番初見でも読みやすそうなこの本を選択。イラストも可愛いし1つのトピックに対して話が長すぎないのも、それに対する対策が書かれているもの良かったです。ただ若干非科学的というかスピリチュアルな話題が織り交ぜられているのが個人的にはイマイチ……精神世界というカテゴリーの中ではどうしてもしょうがないのかもしれませんが、スピリチュアルといわれた途端に胡散臭く思ってしまう人は私のように少し引いてしまうかもしれません。HSP自体が色々な要素と(きちんと病名のついているものにも)繋がっているので病気というよりかは性質だということが理解できる良書です。

  • イラストと文字の量のバランスが良くて読みやすい。エピローグがわかりにくかった。

  • すごくよかった。いくぶんかラクになった。
    具体的にすぐできることがたくさんあった。
    森下えみこさんのイラストも好き。

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著者プロフィール

山梨県甲府市生まれ。北海道立札幌肢体不自由児総合療育センター小児精神科医長。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て日本神経学会認定医の資格を取得し神経内科医として勤務。感覚運動障害に興味をもち研究しながら感覚統合療法セラピストの資格を取得。北海道大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程にてシナプス生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に転向。1993年以来、現職にあり、自閉症などの発達障害児者の診療を続けている。障害児者の高次脳機能障害と知覚特異性に興味をもっている。

「2006年 『自閉症者からの紹介状』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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