東日本大震災後文学論

  • 南雲堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784523265535

作品紹介・あらすじ

3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続…さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。

感想・レビュー・書評

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  • 2万を超える死の全てに向き合うことは可能か。

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著者プロフィール

2000年代半ばに結成。文学、映画、サブカルチャーなどの文化事象を研究する批評家集団。

「2023年 『現代ミステリとは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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