トコトンやさしい宇宙ロケットの本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)

著者 :
  • 日刊工業新聞社
4.38
  • (5)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526049989

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2002年出版という事で内容は多少古いが、基礎から2002年時点での最新技術、そして未来の技術まで幅広く紹介されている。

    バブル時代に書かれたからか、壮大な計画(宇宙ホテル、民間宇宙旅行など)についての記述も興味深い。

  • 門外漢にとっては、この程度の情報がとても役に立つ。色々なロケットの仕組みについて理解できた。

  • 化学反応で高温高圧のガスを発生させて、そのガスを噴射しながら進む飛翔体を化学ロケットというとのこと。
     打ち上げの80%から90%が推進剤(燃料)とのこと。重さを考えながら制御する必要があることがわかった。
     液体推進薬で温度が4000度、固体推進薬で3000度くらいとのこと。
     熱対策が重要だということがわかった。

    ツィオルコフスキーの公式
    重力や空気の抵抗など外からの力が働いていないと、燃焼ガスの噴射速度が大きく、質量比が小さいほどスピードがでる。
    ホーマン軌道と会合周期。
    地球の公転軌道に接し、目標惑星の公転軌道にも接するような軌道がホーマン軌道。ホーマン軌道になる周期(日)。最小の水星が116日で、最大の火星が780日。
    スウィングバイ技術
    途中で出会う惑星の引力で軌道を変化。

  • 高校時代に、予備校の帰り道に買った本。

     その後、的川先生に会うチャンスがありサインもらいました!

     内容は、すごくわかりやすいです。理文問わずお勧め。

     絵本っぽいですが、大学生がちゃんと読んでも面白いです。

     

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

■的川 泰宣(マトガワ ヤスノリ)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授、はまぎんこども宇宙科学館館長、日本宇宙少年団顧問、国際宇宙教育会議日本代表。東京大学大学院博士課程修了。東京大学宇宙航空研究所、宇宙科学研究所教授・対外協力・連携推進室長、鹿児島宇宙空間観測所所長、JAXA執行役などを経て現職。国際宇宙航行連盟副会長、日本航空宇宙学会会長などを歴任。工学博士。2005年にはJAXA宇宙教育センターを先導して設立、初代センター長を務め、「宇宙教育の父」とも呼ばれる。

「2021年 『地球を飛び出せ! 宇宙探査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

的川泰宣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×