トコトンやさしい風力発電の本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)
- 日刊工業新聞社 (2010年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526063800
作品紹介・あらすじ
いま風力発電が世界中で急速に導入されています。風は各地に無尽蔵に遍在し、エネルギー源として豊富で安価です。さらにクリーンで再生可能なため、環境時代の電力として最も期待されているのです。この本では風力発電の仕組みや将来展望を丸ごと紹介します。
感想・レビュー・書評
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産業分析用に利用。
「風力発電」産業をテーマにレポートを作成するための参考書籍。主に機器の構造や使用素材などをチェック。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
543.6 ウ 登録番号8824
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再生可能エネルギーのひとつとして注目される風力発電だが、風の他にそこに風車を運ぶための道、そして配電設備がないと役に立たない。
そこまで考えているのだろうか? -
なかなか詳しい話
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わかりやすい。風力発電について技術的な面も政策的な面も載っている。IEAとかの資料をほとんど使っていないのが気になった。
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私の住んでる地域の近くでは見ないんですよね、風力発電。
私が知らないだけかもしれないですけど。
他の大規模発電施設に比べ、とても安全そうな雰囲気を醸し出している風力発電施設。
あまりあれに悪印象を持っている人はいないんじゃないかなと思います。
でも、見慣れた3本プロペラの発電塔だけが、風力発電施設のすべてではないらしい。
いろいろあるんですね。
トコトンやさしいとありますが、まあ、だいたいにおいてそれは間違いではないと思います。
ただ、すべてを理解して読むには、やっぱりそれなりの知識がいりますね。
大分飛ばし読みとか、分かったつもりとかで読んでました。 -
山田風車やサボニウス型風車まで紹介されており、風力発電に関わる<b><span style='color:#ff0000;'>広範な領域の話題を、ほぼカバー</span></b>していると思う。
特に、風車の構造、原理、効率について、難しい教科書を読まなくとも大体のことがわかるように、よく工夫されており、重宝する。気象や環境問題、騒音問題についても記述あり。
ただ、著者の専門からしてやむを得ないが、発電機、コンバータ等の電気系統の記述が少ない。<b><span style='color:#ff0000;'>発電システムはメカと電気が融合して初めて機能するもの。包括的なテキストが望まれる。</span></b>