トコトンやさしい人工知能の本 (今日からモノ知りシリーズ)
- 日刊工業新聞社 (2016年12月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526076404
作品紹介・あらすじ
ディープラーニングの仕組み、言語や概念、映像を機械が理解する、ベイジアンネットと大脳皮質、なぜ人の常識は機械にとって難しい?汎用人工知能の実現への課題、どうすればうまく応用できるのか?応用が進む今の時代、改めて人工知能技術の全体像を見てみる。
感想・レビュー・書評
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詳細は『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』をどうぞ! → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1173.html
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人工知能を一から学びたい人、人工知能技術の全体像を見たい人におすすめ。
【概要】
●研究の流れは「知能の定義」と「ビッグデータ」の2つ
●人工知能を支える基礎技術(機械学習など)
●人工知能の応用(自然言語処理など)
●ディープラーニングの仕組み、御利益は特徴量を自動で見つけること
●人工知能の未解決問題
・人工知能は人間の言われたとおりに動く。
・何を考えに入れ、何を入れないか区切るというフレーム問題が人工知能は苦手
・手順のパターンが膨大すぎて、そのすべてを考えることは事実上不可能である問題が世の中には大量にある。
●社会の将来像(自動運転は実用化に高い壁、家電、医療、金融、教育)
【感想】
●AIに関する一通りの基礎知識が身につく。
●入門書と書かれているが、まったくの素人が理解するにはやや難易度が高め。
一度読んだだけ理解するのは難しいかも。
●他のAIに関する書物と併せて読めば理解は深まる。 -
22番のマッチングの事が、簡単にかかれていて役立ちました。。。2016くらい前でとことんカンタン好きなので。シリーズ他のもみたりしてます
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2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1173.html
やさしいとのタイトルだが、内容はキチンと書かれているので 素人にはやはり難しい。
今回は、全部は読み切れなかったが、また借りて読みたい。
2017/02/10 予約 2/12 借りて読み始める。 読み終わる。 -
いまいち頭に入ってこず。読む時期は今ではなかったのかもしれない。
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No.962
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「人工知能の本」
今話題の人工知能が一体どうなっているのかが網羅的にまとめられている。
産業技術総合研究所の人工知能研究センターがまとめているので、浅くはあるが技術的な要点はコンパクトにまとめられている。
ディープラーニングや機械学習の概要を含めていろいろな技術が説明がされているので、人工知能と言ってもひとつの技術だけで何かができあがっているのではないことがよくわかる。
α碁で一躍人工知能が脚光を浴びたが、本書を読めば人間のように考える強いAIができるまでにはまだまだ時間がかかると感じる。
それでも、範囲を限れば人間の能力を遙かに超えることができるので、今後は人工知能を含めた社会システムを作ると言うことが重要になってくるという考えは説得力がある。
また、自然言語処理が可能になることで応用技術が広がりネット社会での通信が監視され、国家による監視が広がるのではないかという心配もあるが、問題は誤認される危険性が出てくることなのかも知れない。
しかし、コンピューターは所詮電力で動くものである。現状では巨大システムは莫大な電力を必要とし採算が合わないのではないか。電源を含めたセキュリティも重要である。
それよりも、簡単なロジックで虫のように動くような人工知能ロボットが大量に動くようになると始末が悪いかも知れない。 -
【投票者イチオシ】人工知能時代に他なりません。https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001111385/?lang=0