気楽なさとり方

著者 :
  • 日本教文社
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本棚登録 : 81
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784531062911

作品紹介・あらすじ

さとりは神秘ではなく、技術であり、
化学です。本書は、さとり方につい
て、手順を追って説明し、さとりの
コツを紹介しています。こんな簡単
で愉快なさとり方があったのかと思
うでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 禅の教えの実践方法を分かりやすく楽しく書いた本である。(HPの日記より)
    ※2000.12.1読書のすすめから到着
     2001.1.3読書開始
     2001.2.15読了
     売却済み

  • 十牛図をベースにした内容です。

    とてもライトな会話ですらすらと読めました。

    谷岡ヤスジの漫画も本の雰囲気にマッチしています。

  • 「欲」のコントロールの仕方を論理的にわかりやすく書いてくれている.
    一種の認知行動療法的アプローチ.
    自分の感情や欲に振り回されないように参考になる考え方が随所にありました.

  • 「禅の十牛図をわかりやすく解説した本です。
    谷岡ヤスジさんのイラストがとても愉快♪
    認知行動療法の理論では感情は思考の結果なので、外界の刺激によって自動的に立ち上がるネガティブな自動思考を後付けで適応的、現実的なものに訂正しようとするわけですが、この本では自動的に出て来る思考の、その発生の瞬間に気づくことで対処することを目指しています。つまり、マインドフルネスを目指しているということ!

  • ①尋牛 牛の探索 欲は捨てられないもの
    ②見跡 足跡を見つける 欲を発見する
    ③見牛 牛を認める 欲を観る
    ④得牛 牛を捕らえる 欲を捕まえる
    ⑤牧牛 牛を手なずける 欲を手なずける
    ⑥騎牛帰家 牛に乗ってわが家に帰る 欲を飼い慣らす
    ⑦忘牛存人 牛を忘れる 欲を手放す
    ⑧人牛倶忘 牛も自己も忘れる 自分が消える
    ⑨返本還源 源に還る 普通に生活する
    ⑩入廛垂手 普通で至福 愛からの奉仕

    「良く思われたい」欲から逃れる方法
    元欲を認知する方法
    自信をしっかり持つ方法
    自分のことを考えずに相手のことを考える方法

    「欲しい」を止めるには、流れを反対にするだけ
    して欲しいの逆は、してあげる
    分かって欲しい欲から自由になりたかったら、分かってあげる
    かまって欲しいから自由になりたかったら、かまう

    マインドが「心配」や「後悔」や「もっともっと」を発生させる

    思考の一旦停止訓練
    オレは、今、何を考えていたんだろう

    マインドの思考スピードを遅くさせるためには、肉体情報を頻繁に大量に流せばいい

    思考の逆行訓練
    逆の質問を投げかける
    疑問があるとその答えを探してくるのも、牛の役目

  • 不安・迷い・怒りの感情になった時には『まっ、いいかぁ』と、全てを許せるようになる為の練習。

  • 十牛図を分かりやすく書いた本みたいです。セドナメソッドの本と一緒に読んだら相乗効果がありました。
    欲に捕らわれないためにはどうすれば良いかが楽しく書かれています。
    実践は意外と難易度が高いですが、今までと視点が変わるのが分かって面白いです。

  • もっと気楽に生きていくための方法を教えてくれる本です。
    穏やかに毎日を楽しく過ごしたいので、参考にします☆

    ・まず、自分の不愉快な気持ちに気付く。
     そこには何か満たされない物「欲」が存在するはず・・・

    ・その「欲」が満たされない事から即「怒り」につなげないためには・・・
     「気付き」「大肯定」「瞑想」「愛」が必要。

    ・自分がどんな「欲」を持っていて、どんな場面で「怒り」が発生するのかを気付くだけで、一歩立ち止まって対処できるようになる。

    • sleepさん
      もっと気楽に生きていくための方法を教えてくれる本です。
      穏やかに毎日を楽しく過ごしたいので、参考にします☆

      ・まず、自分の不愉快な気...
      もっと気楽に生きていくための方法を教えてくれる本です。
      穏やかに毎日を楽しく過ごしたいので、参考にします☆

      ・まず、自分の不愉快な気持ちに気付く。
       そこには何か満たされない物「欲」が存在するはず・・・
       
      ・その「欲」が満たされない事から即「怒り」につなげないためには・・・
       「気付き」「大肯定」「瞑想」「愛」が必要。

      ・自分がどんな「欲」を持っていて、どんな場面で「怒り」が発生するのかを気付くだけで、一歩立ち止まって対処できるようになる。
      2008/11/30
  • たのしくて、可笑しくて、わかりやすい。
    わからなかったことが納得づくでした。
    あとは実践がむずかしい・・
    でも道は見えてきます。

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著者プロフィール

広島県生まれ。瞑想家、エッセイスト。大阪大学経済学部を卒業。宝彩瞑想システム研究所所長をつとめ、日常生活でできる瞑想法を実施、指導して十余年になる。また、自身の瞑想体験から、深い人間心理の洞察に基づいて書かれた作品には定評がある。

「2015年 『心がどんどん明るくなる! お釈迦さまの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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