続 気楽なさとり方

著者 :
  • 日本教文社
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本棚登録 : 33
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784531063062

作品紹介・あらすじ

誰でも日常で練習すれば、さとれます。
この本を読むと、すぐに苦しんでしま
う心を、いつも青空のような、さとっ
た状態にする、具体的で、簡単なさと
り方がわかります。なるほどと思えま
す。

感想・レビュー・書評

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  • さとるとは無条件にすべてを肯定することである。他者からの支配も甘受することになる。
    また、さとらずとも大衆は信仰心により試合に負けていても勝負で勝つ幸福を得ることができる。いずれにせよ表面上は屈伏している。
    結局悪とは戦わなければならない。
    前作と形式や挿絵が違うのになぜ「続」なのでしょう。

  • 意識切り替えのワザ
    右の頬を打たれたら左の頬を出せ

    裁かないこと。比較しないこと。モノサシを当てないこと。すると、不要な腹立たしさやイライラからすぐに解放される
    汝ら人を裁くな、裁かれざらんためなり。己が裁く裁きにて己も裁かれ、己がはかる量りにて己も量らるべし

    人を軽蔑する、批判する、憎むなど、人を攻撃することを考えていると、必ず自分の心身が自分の作った毒素の攻撃にさらされる

    すべて祈りて願うことはすでに得たりと信ぜよ
    私は、あの人のように明るい

    もっと幸せになりたいという欲があると、任務に忠実なマインドは、今の幸福を隠す

    明日のことを思い煩うな、明日は明日みずから思い煩わん

    マインドの考える過程
    1 認識
    2 理解
    3 思慮
    4 分別

    実態のない言葉に振り回されないようにする
    実態のないものにまで、名前がついてしまう
    「闇」という言葉は、本当は「光の不在」。言葉の本性として、何かを言えば、それは必ず「それ」と「それ以外」とに分けたことになるから「光」に名前を与えると「闇」が言葉として生まれる。そして、まずいことにマインドは「闇」があると思ってしまう
    「死」などない。単に「生の不在」だ

    「振られたらどうしよう」「振られたら、その時に考えよう」

    農夫を皆殺しにせよ
    マインドにとって、「自分」とは「思考」のこと

    汝の隣人を愛せよ
    管が詰まっていて、向こうから愛が流れない状態になっている場合は、こちらから「感謝」で管の掃除をして行く。感謝がこちら側からできる

    悪い気分に気づく
    その悪い気分は、過去・現在・未来のいづれかから来ているのか?
    過去
    あの出来事があったのでうれしいの修行
    相手の幸せを願う修行
    現在
    ありがたいのラベル貼りの修行
    相手を高くする修行
    自分がして欲しいことをしてあげる修行
    元の欲に気づく修行
    自分も素晴らしいと言い切る修行
    汝の隣人を愛せよの修行
    未来
    正しい考え方の修行
    その時になったら考えようのラベル貼り

    動作をゆっくりする修行
    すう息、はく息に意識を集中していれば覚めていられる
    呼吸に意識を集中しているとマインドは暴走できない

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著者プロフィール

広島県生まれ。瞑想家、エッセイスト。大阪大学経済学部を卒業。宝彩瞑想システム研究所所長をつとめ、日常生活でできる瞑想法を実施、指導して十余年になる。また、自身の瞑想体験から、深い人間心理の洞察に基づいて書かれた作品には定評がある。

「2015年 『心がどんどん明るくなる! お釈迦さまの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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