孤高の挑戦者たち: バッテル研究所-現代のピタゴラス集団
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (1983年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532093044
感想・レビュー・書評
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著者の今北氏が、現代のピタゴラス集団バッテル研究所でかつて出会った真のプロフェッショナル達について書かれた本。強烈な個性の集まり。脳みそを刺激して神経を研ぎすませたい時にお勧め。数年振りに図書館で借りて読み返したが、相変わらずたまらんです。是非手元に置いておきたい一冊だけど、すでに絶版でAmazonマーケットプレイスでも5,000円ぐらいする :( 復刊ドットコムに期待したい。
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30年も前の本だけど、登場人物のキャリアが面白く、キャリアマネジメントについて考えさせられた。舞台となるバテル・ジュネーブ研究所は「契約研究」を手がけるプロフェッショナル集団であり、研究員の在職期間も数年から長くて10年と流動性が高い。バテルからDECに転職し、その後ソフトウェア会社を立ち上げたって人も出てくる。
三木清「人生論ノート」のように人は一つの仮説を証明するために生まれて来るのだとしたら、自分が証明しようとしていることは何なのだろう?
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転職の契機について
1. 自分の学習曲線が飽和状態に近づいた時、
2. トップ・マネジメントの方針と意見を異にする時、
3. より挑戦を強いる機会を創出できると確信した時。
企画力・アイデアといった「無形の価値(商品)」を売るには、企画の核をなすアイデアのオリジナリティ(創造的側面)、導入のタイミング、それと、顧客へのプレゼンテーション(提示の仕方)が重要。 -
梅田望夫のあこがれの人物、今北純一氏