- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532110307
作品紹介・あらすじ
マクロ経済学は、経済の大きさ、変化の方向を理解するため欠かせません。本書は、「GDPって何?」「経済政策はどのように影響する?」といった素朴な疑問に答え、マクロ経済学の基本を、ていねいに解説します。経済の動きを知っていないと仕事で困る人、株式や外貨など金融取引に関心のある人、教養課程や経済学部でマクロ経済学の基礎的知識を短期間で頭にたたき込みたい人にお勧めです。現実感覚に満ちたロングセラーの全面改訂版です。
感想・レビュー・書評
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入門書ではあるがなかなか難しい。でも興味を持たす内容。世間を知るきっかけになる。マクロ経済学を知っているのと知らない人では見えるものが相当違うと思う。
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文庫サイズでよくまとまっていた。これでADASやマンデルフレミングモデルまでカバーしていて、学部の初級レベルはカバーしていると思う。
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通読レベル2
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マクロ経済をざっくり知るのに役立った。まずは利子率や政府支出などを一定と仮定した特別な状態で、理論を単純化して説明し、その後、実際の不確定要素がそれに加味された場合の理論を解説していくことで、経済初心者(自分)にも判りやすい。この世の中の事象は、様々な変数(変動要因)が関連する複雑系であり、自然と人間の活動の結果となる経済を正しく表現する理論がないことも納得だ。
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初心者を意識されていて大変読みやすいです。,しかも、含蓄があり示唆に溢れ、後から読み返したくなりそうです。,マクロ経済上の財政政策、金融政策の効果、限界などを、これまでの経験上からの漠とした一般常識感覚を、体系的にロジカルに説明してくれます。,低価格で、この内容は、間違いなく良書でしょう。,,強いて指摘をするならば、,「経済学」は、結構大胆な前提条件を仮定して、ロジックを展開するのだなあと、思う展開がいくつかありました。,ex.強引に、両辺にある変数を等しいと仮定して、方程式を解いてしまう等。その仮定が「経済学」の暗黙知的なところで、門外漢には、若干違和感を受けるところではあります。,(初心者向けに、細部をかなり省略してまとめられているためと推察されますが…),本書は、珍しく左開き横書きのスタイルです(洋書、ネット本風ですかね)が、それもそのはず、上記のように数式が結構出てくるためです(ごく初心者レベルですが)。,,小宮先生読書本の推薦で購入したものです。,amazonから、booxに浮気して購入しました。
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新書というページ数の制約の中,大変よくまとまっている.
入門として適しているかどうかは何とも言えないが,理解しやすい. -
3年越しで読破。
気合を入れないとどうも手が伸びなかった本の1冊でした。
こんなに分りやすく書いてあるのになぜこんなに時間が係ったのだろう?
次に「マクロ」に行ってから時々読み返すようにします。
・・最後の章は少し難解な気がいたしますがいかがでしょうか? -
経済学素人でも論理を以て読み進めれば、内容を理解できる本。自分の身の回りのニュースに対する見方が変わった。少し計算尽くしな点が読みにくくさせる部分もあるかもしれないが、それは書いている人が大学教授で、大学で教わる人たちのための入門書である以上は仕方がないのかな(むしろこういうのを求めている人もいるのだろう)と思う。
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わかりやすい!IS-LM、AD-AS、マンフレなど、モデルの導出をわかりやすく書いてくれているので、ありがたい。マクロ経済学は何回か学んでいるけど、AD-ASとフィリップス曲線はまだよく理解できていなかったため、いい勉強になりました。
お風呂で読了です。