小売店長の常識

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.36
  • (0)
  • (5)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110857

作品紹介・あらすじ

競合店との勝ち負けは、店長の腕次第、多岐にわたる仕事のポイントを一冊に。リーダーシップ、売場づくり、品揃え、計数管理、情報管理など、豊富な事例を紹介しながら、やさしく解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 業種は異なれど中間管理職なので、他所の畑はどんなだろ?と思って読んでみた本。

    小売業に詳しくなくても、本社・本部と店で働く社員の間にいて、(著者らの考える)務めなくてはいけない店長の役割が一通り分かるよう説明されている。それゆえ、もう少し詳しくというか、同じことが複数の場所に散らばっていることがあって、まとめて掘り下げてくれるとよいのになぁ、という箇所も。とっつきやすいビジネス書に割とあるパターンかなぁ…。

    それから、この本で示されている店長像は随分、自由裁量が多い感じもする。「コンビニも地域によって品揃えが違う」とあったけど、自営の店長ならまだしも、チェーンのFCなどもこんなに自由なのかな?

    また、本書で一貫している「変化に敏感に対応する」ということだけど、これは言うは易し・行うは難し。いわゆるエンドレスな改革・改善の果てに消耗してしまう「改革疲れ」に行きつくのでは? なので、俺に小売業の店長は無理だな (^^;)

    でも、フレーズで挙げた事項は自分の仕事にも当てはめられそう。これでうまく改善できれば読んだ意義があって、もっと昇進するんだろうけど… 世の中そんなにうまくはいかない (;_:)

  • 診断士用かな

  • 店長と言ってもマクドナルドの店長のように裁量がほとんど入る余地のなさそうなものから、デパートや大手家電量販店のような大規模小売店舗の店長のように色々な知識や裁量が必要そうなものまで色々ある。そんな色々な種類の小売店長がいる中この本も焦点がぼけていたような気がする。実務で培った常識というよりも、店長として必要となる知識を教科書的に説明した本である。なので、これが店長の仕事かというようなSWOTのような経営ツールの話もあったが、動線管理や販促のための情報収集の仕方などの理論、値下げについてなどが書かれていた。

  • 店長としてあるべき資質、テクニック、計数管理などを紹介している。どれも無駄なものはなく、基本を見直す上でも有用。昨今は店長業につく人もどんどん若年齢化しており、研修等で聞きかじったことも多いだろうが再確認して損はない内容。

全4件中 1 - 4件を表示

木下安司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
ジェームス W....
ジェームズ アレ...
松下 幸之助
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×