- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532111694
作品紹介・あらすじ
「地域市場」を制する。情報収集・分析から戦略立案・実行、営業拠点での展開まで、業務手順をわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
戦略地域単位 重点、集中、最適、差異、防衛・拡大、攻撃・奪取 維持・安定、縮小・育成
-
斜め読みなので正確な書評にはならないが、目新しい事もなく、自分にとっては実用性もない。
-
エリア・マーケティングのフレームワークや分析手法を紹介することを目的にしている本…であるように見受けられるが、これらを事例に当てはめて見せたり、フレームワークを活用する際の留意点を述べたり、どういった意思決定上のトレードオフが発生し、これをどのように解決すべきか、を記載する、などの、本質に迫る記述が一切しないため、あらゆる説明が上っ面を撫でるだけの極めて薄っぺらいものになってしまった、残念な本。
第1章は、言葉の定義と、情報の分類方法(市場特性、需要特性、チャネル特性、競争特性、自然・風土特性、歴史・文化特性、情報特性、経営資源特性)、意味もなく大層な名前の付いた独自のフレーワーク(RPPDS&O, Research, Problem/Plan, Do/See, Organisation)の解説で終わる。第2章では、地域戦略単位なるものと、会社の組織を対応付けることを推奨し、それぞれの戦略単位において、重点化・集中化・最適化・差異化を組み合わせて戦略を作るべきと説く。第3章では、第1章とは異なる情報の分類方法を唐突に紹介し、特に新規性のある利用法を述べるでもなく次に移り、評価情報と説明情報、定量データと定性データ、中央値・平均値・グラフ化・地図化・変化率・構成比など小学生でも知っているような言葉を解説した後、SWOTやABC分析、ご大層な名前は付いているが要はエリア別の商品構成比率を平均値で除して指数化したに過ぎない分析、などを紹介している。第4章は、4Pを中心としたフレームワークに関する、上滑りした解説が続く。第5章はもはや書く気が失せたので割愛する。
書に内包された真面目さと薄っぺらさの鮮烈な対比が強烈に印象的な本。☆1つ。 -
1988年初版。2008年3版。
4、5年前の社内研修の内容と重複していたので復習になりました。
「目で見える市場管理」が可能なシステムを本社が構築し、営業拠点では、
「情報収集>分析>問題発見・課題設定>戦略立案>活動計画>実行>フォロー」
という一連を実行し続ける。という要約になりましょうか。
○SWOT分析(内部の強みS、弱みW、外部の機会O、脅威T)
○10戦10勝市場(防衛市場)と5戦1勝市場(攻撃市場)
○営業の能力<情報活用力、意思決定力、商品育成力、利益創出力、関係性想像力>
○EX型コミュニケーション
○戦略とは、成功するための将来論
○本社の役割、エリア・マーケティング・システムの構築・整備・運営
○現場の役割、情報収集・分析・活用 -
ちょっと狙いと違う内容でした。
エリアマーケティングって、画一的に実施するのは難しいが、なんらかの方程式を見つけ出せないだろうか? -
まるで教科書のようなエリア・マーケティングの本。
エリア・マーケティングの補助ツールであるGISを販売する立場と自分自身の営業戦略と両面から参考になる記述が多く、勉強になりました。
「エリア」という言葉を「地域」のみに置き換えてはならないということを強く認識できました。素晴らしい本であると思います。 -
メーカーやチェーン店の戦略担当者が読むと良さそうな本。
140ペわージくらいまで頑張って読んだけど、求めてた内容がそもそも違ったので以降パラ見。 -
エリアマーケティングの本で、実践的なものに出会いたい…