- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532112097
作品紹介・あらすじ
難解といわれる個人情報保護法を、図表や事例を多用してわかりやすく解説。関連する法令や最新の政令・基本方針・省庁指針を踏まえた内容です。「個人情報」「個人データ」「保有個人データ」の3つの分類に沿って、課せられる義務と対策を詳述します。「メールアドレスは個人情報になるか」など、実務で問題になるポイントを漏れなく取り上げています。個人情報保護法の施行後に起きている、過剰反応・過剰保護などの問題についても言及しています。
感想・レビュー・書評
-
ちまたでよく耳にする個人情報保護法の話。
よく法律の本だと、
○○条○○項は~~でと眠くなるような説明文で書かれているけれども、
これは、
個人情報保護法とは、個人情報を取り扱う際の"交通ルール"を定めるものであり、それによって「個人の権利利益」を侵害するおそれがある”事故"の発生を予防しようとする法律なのです。
など、図、フロー図なども挿入してわかりやすく書いてあったと思います。
(それでも○○条○○項はなんだった、なんて小生は覚えていませんが、、)
勉強になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読破しました。
-
個人情報保護法に関する入門書。
・・・なんだけど、割と深いところまで記述があり、法律の解釈について、実務レベルで必要な記述は網羅されている。
具体的な紛争例(あまり例はないと思うけど)や法律上の義務を実行するための方法論については記述量が少ないので、別の手段で押さえておく必要があると思う。
何にせよ、個人情報に関わる仕事をしているひとは、比較的最近でた本であるということもあり、一度一通り目を通したほうがよい。 -
個人情報保護法を解説した本。法の趣旨、変遷など、入門レベルの話から、具体的な適用条件や判例といった条文解釈レベルの話まで、広く扱われている。読み始めてほどなく気づいたけど、どちらかというと、搾取する側の人間が知るべきもんなのね。まあ、個人情報とプライバシーの権利がまったく異なるものだってことを知れただけでもよかったかと。