入門企業金融論

著者 : 岩村充

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (1994年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

企業金融論のエッセンスを、モジリアーニ・ミラー理論に焦点を当て、現実のトピックスもまじえて解説した、これまでになくわかりやすい入門書。最適資本構成は存在するか-企業財務の誤解を解く。

感想・レビュー・書評

[hosomichiさんの感想 · 2011年11月15日]

著者は日銀の方ですが、本書は日本公社債研究所の若手アナリストの勉強会の資料をまとめたものです。数式などを使わずに、最適ポートフォリオ、MM理論、資産証券化とエージェンシー問題などをやさしく解説していますので、新任財務担当者の企業金融入門書として最適で、知識の整理にも役立つと思います。

著者プロフィール

早稲田大学大学院経営管理研究科教授
1974 年東京大学経済学部卒業。日本銀行に入行し、主として金融制度全般の企画調整を担当。ニューヨーク駐在員、金融研究所などを経て、1998 年から早稲田大学教授。国際会計基準委員会委員や政府の各種委員会の座長や委員を歴任。

「2020年 『ポストコロナの資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」