グローバル資本主義の危機: 開かれた社会を求めて
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (1999年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532147198
作品紹介・あらすじ
本書は現在の危機と経済理論全般を鋭く分析し、理論上の仮説が人間の行動とあいまって、いかにして今日の混乱に道を開いたかを明らかにする。また、市場の力に絶対的な信頼を寄せる結果がいくつかの重大な不安定要因からわれわれの目をそらさせてしまった経過と、そうした不安定要因が連鎖反応によって現在の危機-さらにもっと悪化する可能性もある危機-を引き起こした事情を解明する。
感想・レビュー・書評
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【由来】
・千夜千冊で「寺島実郎」検索で出てきた。
【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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金持ち父さんにあり
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ソロスってスゲーよな。あんな金持ちになってみたいよ。
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金融市場は、元来、不安定なものであり、監視と規制が必要だ。
市場メカニズムの欠陥や、非対称性等を、広く指摘している
ソロスかく語りき、今更ながら、ソロス氏の金融市場への深い洞察力を感じさせる一冊。 -
かなり哲学的
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1332夜
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すごい人だと思いますが。
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除籍本
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世界的な有名なヘッジファンドの運営者、現在のグローバル化の形態やその進展に対して否定的な分析を展開する。通貨金融の専門家であり、同時に政治哲学や思想などにも深い知識を持つ彼の分析は、それらの用語が混在している。多少、読みにくい本ではあるが、グローバル化を経済的に捉えるというグローバル化論争の支柱・中心(周辺としては文化、政治などがある)を理解する為には必要だろう。
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伝説の投資家、ジョージソロスの本。難しくてよくわからない。
投資の指南というよりは、ソロスの哲学的な本。アジア通貨危機の状況に関して細かく書いているのでそこだけでも読む価値あり。