東アジア民族の興亡: 漢民族と異民族の四千年

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532162283

作品紹介・あらすじ

国境を取り払い、民族を主人公に描き直す「東アジア世界史」。漢民族と満州族、モンゴル族、チベット族、ウイグル族、朝鮮民族、琉球、日本など周辺民族との果てなき「対立」と「交流」のドラマを描く。

感想・レビュー・書評

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  • 題名は「東アジア」となっているが、中国中心に書かれているので目新しさはなかった。ジャック・ウェザーフォードの「パックス・モンゴリカ」にはかなわない。

  • 東アジアの歴史を地理学の視点から捉えた作品。
    漢族と周辺異民族との戦いや交流の歴史を、気候の変動からも解説。
    漢族を中心に契丹・女真・モンゴル・ウイグル・チベット・満洲・朝鮮、そして日本や琉球についても述べられています。
    中国のある時代の圧政・内乱・異民族侵入などが、その頃の地球的規模での気候の寒冷化による凶作が遠因である点にも触れており、目からウロコでしたw

    ニン、トン♪

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著者プロフィール

1929-2001年。東京生まれ。1952年東京大学経済学部卒業。1955-59年フランクフルト大学、ウィーン大学、ハーヴァード大学にて民族学を学ぶ。ウィーン大学にてDr.phil.を取得。東京大学教授、東京女子大学教授、日本民族学会会長、北海道立北方民族博物館館長等を歴任。毎日出版文化賞、朝日賞、福岡アジア文化賞受賞。著書に『東南アジア大陸諸民族の親族組織』『日本神話の起源』『稲作の神話』『葬制の起源』『日本神話の構造』『邪馬台国』『東と西 海と山』『銀河の道 虹の架け橋』など。他にも多くの著訳書がある。

「2019年 『神話学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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