なぜ学校に行かせるの

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532162399

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こういうことだったのかと今になって確認できたことが多い。
    当時はセンセーションを起こしただろうなとは思うが。

  • 1997年刊行。ゆとり教育のスポークスマンたる著者による学校論。まぁ、本書はゆとり教育導入期の書で、ゆとり教育礼賛が基本軸。もちろんゆとり教育が理念として正しい面あり。また、高校の役割の多様化は理解しうる、が、「高校の試験をなくせ」等暴論もある。現代日本における基本的知識は高校レベルのそれで、最終学歴高校が半数を占める実情からすれば、定着さすべき知識の定着と、その進捗をモニターするには高校入試は欠くべからざるからである。もちろん、大学受験しないならば、本来は高校の卒業試験を厳格にするべきなのだろうが。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1952年福岡市生まれ。映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都造形芸術大学客員教授。東京大学法学部卒業。1975年文部省(当時)入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官、文化庁文化部長を歴任。2006年退官。著書に『国家の教育支配がすすむ 〈ミスター文部省〉に見えること』(青灯社)、『危ない「道徳教科書」』(宝島社)他多数。

「2022年 『教育鼎談 子どもたちの未来のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

寺脇研の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×