ソフト・パワー: 21世紀国際政治を制する見えざる力
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532164751
作品紹介・あらすじ
世界地図を塗り替える新しい「国力」の概念とは?軍事力、経済力だけが国家のパワーではない-。国際政治の新たな枠組みを提示する注目の概念を、提唱者自身が詳述。
感想・レビュー・書評
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卒論やっているアピール。
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仕事で「ソフトパワー」という言葉を使っていたところ、それは違うのではないかと指摘を受けたので、そもそもソフトパワーを言い出した本を読もうと思って買った。が、序盤のソフトパワーの解説で大体納得してしまったので、後半は読んでいない。国と国との関係におけるソフトパワーについて論じているので、一概に地方自治体のソフトパワーに適用することはできないものの、「ソフト・パワーとは何なのか。それは、強制や報酬ではなく、魅力によって望む結果を得る能力である。」「ソフト・パワーとは自国が望む結果を他国も望むようにする力であり、他国を無理やり従わせるのではなく、味方につける力である。」というあたりは「国」と「自治体」に置き換えればそれなりに意味が通じる話だと考えている。
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アニメ制作拠点を作ってソフトパワーなんていうふうにどんどん奇形になってる気がする。ソフトパワーの概念が出されたときは新鮮だったのだろう。
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海外のことは本の少しだけ書いてあるが、ほとんどはUSAのことばかりであるので、ソフトパワーについての一般的な考えを獲得することは困難であろう。
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【たくみ】
まだ読んでませ〜ん!積読! -
名著と言われているが、文化とか人の交流が大切だという当たり前のことが書かれているだけ。高級な本だと考え、気張らず楽に読めばいい。
ソフト・パワーは、市民の生活にも応用できる。人間的に魅力のある人がやはり強いだろう。
著者は、たびたび日本について言及しているが、その洞察が甘いのではないかと思う。 -
日本の事例にも言及があって、読み進めやすかったですが、良く分かったかと言うと、そうでもありませんでした。