人はチームで磨かれる: 職場を元気にする72の質問
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2013年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532168667
感想・レビュー・書評
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自分がいま興味のあるチームビルディング
より現場に近い内容で語り掛けてくれました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・「教える」というより、学び合うチームをいかにつくれるかが重要。学び合うチームが社会性を育て、個人の学びの活性化にもつながる。
・例え新入社員であろうとも、配属されたチームの推進力になることが可能。まずは「自分はチームのために何ができるのか」と、常に考える癖をつけることが第一歩だ。あるいは他のメンバーにしても、「自分は推進力の一助になっているか、それともぶら下がっているだけか」を考える必要がある。やや大げさにいえば、これは大人としての義務でもある。
・リーダーの存在は重要。しかしリーダーの下でメンバーは黙って言うことを聞いていればいいという時代ではない。社会の急速な進化または変化に乗り遅れないためには、メンバー個々人もそれぞれにかg萎えて行動する必要がある。つまり、全員がリーダー的な気概を持ち、なおかつチーム全体としても調和していなければならない。
・見習う・技を盗むという教育の再興のためにも、自分なりの秘技や奥義を使って突出した成績を残す人より、それを広めてチーム全体の成績を引き上げた人、自分の経験値を伝えて共有できた人を評価することが重要だ。
・リーダーにはメンバーをやる気にさせる言葉と、それを裏付けるような身体性が求められる。本来、リーダーは年齢やキャリアではなく、こういう身体性を持っているかどうかで選ばれるべきだろう。とりわけリーダーとして気をつけるべきは、何があってもネガティブな感情を前面に出さないことだ。不機嫌なリーダーの存在は、不機嫌なメンバーがいる以上に場の空気を悪くする。「北風と太陽」のイソップ寓話ではないが、現代に必要なのは、むしろ彼らの萎縮を開放して積極性を引き出すような工夫なのである。
・リーダーに必要なのは、空気を読んだ上で、それを好転させる工夫だ。基本は、積極的に声を出していくこと。あえて読めないふりをして誰かに話題を振るとか、受けないことがわかっていてもジョークを飛ばすとか、日常的に機会はいくらでもあるだろう。「人柱」になる覚悟を、リーダーは決めなければならないのである。
・ミッション・パッション・ハイデンション この3つさえ心がけていれば、どんな仕事に就いても通用する。ミッション:使命感、パッション:仕事の原動力。チーム全体で持つこと、勝者のメンタリティは伝染する、ハイテンション:状況にかかわらず、とりあえず元気を出そう、声を出していこうということ。結果さえよければテンションは上がる、と考えるのは間違い。まずテンションを上げるから、そこに結果がともなう。結果が出ないと不安に思ったり弱気になったりしがちだが、それをハイテンションで吹き飛ばす。
・カオスが生まれているか?立ち上がりは混沌としているが次第に経営が軌道に乗って組織が大きくなると秩序立っていく・・・そうなると組織はカオスを恐るようになる。たとえ従来の業務を妨げる不便さがあったとしても、新しいものにチャレンジする余力は欠かせない。すべての業務を100%とすれば、せめて10%程度は常に入れ替えられ、カオスにするぐらいの柔軟さがあってもいい。これだけでも、時代への対応性は大幅に増すはずだ。
・メンバーそれぞれがポリバレント(多機能的)になる・・・ある分野で専門性を持ちつつも3つ程度のポリバレントな能力が要求される。 -
学習する組織の実践。
やってることなので共感できる。
発言量の可視化はとりいれたい。 -
まさに私がやりたいことが明文化されていて感銘をうけた。真のチームワークとは何か、生産性の高いチームとはなにかを考え、気付きを得るきっかけになる。
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言っていることは正当だと思うが、実践できるかがよくわからない、と感じた。
少しくどすぎて、最後まで読めなかった。 -
チームや組織をマネジメントする上で参考になる点多数あり。特に「ミッション・パッション・ハイテンション」は秀悦な語録。
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チームの在り方や会議に関して勉強になる。
もう一度再読したい。 -
身体性をキーワードにしたチーム作りの話。チームビルディングをしていく上でのヒントを得たくて読みました。参考になる点は多かった。予想通りスポーツ界でのチームのあり方やコーチングが紹介されていたので、次はそっちを深堀りして読んでいくと良さそう。
印象に残ったのは、チームを良くするためにはチームの雰囲気作りが必要だという事とそのためにはリーダーやメンバーみんなが身体を使ってそれを表現するということ。例えば、人の話を聞くときにはその人に対してヘソを向けようとか。目を見るだけでなく、相手のほうに身体を向けるということですね。そういった身体性の話がキーワードになっていて面白かったです。 -
会社組織にいると多かれ少なかれチ-ムが頭によぎる。人が集まって大きな成果を出す、過程が大事というのは誰しも経験することです。
学生時代に多く体験しているのに、社会に出てから殻にこもることが多いかもしれない。
一人で仕事をするようになって、対人関係の煩わしさからは解放されているが、自分で学んでいかないと伸びしろがないなぁと思いました。