憧憬☆カトマンズ

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著者 : 宮木あや子
  • 日本経済新聞出版社 (2011年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532171070

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憧憬☆カトマンズの感想・レビュー・書評

  • 「花宵道中」で涙したのと打って変わって、本当に気分爽快ハッピーエンド♪

    29歳・後藤ちゃん、同じく中尾ちゃん。
    二人とも派遣社員、でもただあの派遣じゃありません。


    アグレッシブで派遣ならではのプライドを持ち
    社員に負けない、優秀な派遣女子。
    カッコイィ、男前さに惚れてしまいそうです。

    彼氏がまたカッコイィ、いい女にいい男。
    ほんわりとハッピーエンドってところがステキ♪

    言葉遣いがすごく好き!
    「花宵」では切なくて、たくさん泣かされたけど
    「憧憬~」はオタネタ入っているし、萌えキュンしちゃいました。

    ・憧憬☆カトマンズ
    ・脳膜☆サラマンダー
    ・豪雪☆オシャマンベ
    ・両国☆ポリネシアン

    なんか「両国ポリネシアン」が一番キュンよかったー。

    装画★ワカマツカオリさんの絵がステキー。大好き!!

  • 暗い現実なんて吹き飛ばす、「ウルトラハッピーエンドな話」
    確かにこんなの、現実的にはアリエナイッティ!なんですが、小気味よく楽しく読ませてもらいました。
    主人公は29歳という、女性にとっては転換期となりやすい年齢。焦るよりは楽しく、恋に、仕事にひたむきな女性は、まさに日経ウーマンに連載されただけあって読者の心を掴むものでした。

    言葉遣いが結構チャラチャラしていて楽に読むことができるんですが、真面目に仕事に取り組む彼女たちは傍から見ていてカッコよくて。
    「採用段階でしょっぱなから低学歴なあたしら切り捨てておいて、社員が誰もやりたがらない仕事だけ低学歴の派遣に押し付けて、そんな派遣に会社に対する責任持てって、辞められたら困るって、ナニサマだよあんたら。勝手にこの子が育ったとでも思ってんのかよ、あたしがここまで使えるように育てたんだよ、派遣のあたしがね。」
    と、啖呵を切る場面なんて、痺れます。

    中高生の青春とは違った、大人の青春といったキラキラ感もまたすごくよかったです。
    確かにリアルな小説もいいけれど、せめて娯楽である小説くらい、キラキラした幸せ満載なものを見せてほしい。
    そういった意味で、手軽に気楽に楽しめる、1冊でした。

    あとがきでは、リアリティとかくそくらえ!なそこのあなた。ぜひとも既刊の「セレモニー黒真珠」および「野良女」と併せてこの本を3倍楽しんでください。と書かれていて、もともと気になっていたそちらの本を読むのがますます楽しみです。

  • 後藤ちゃんと中尾ちゃんのような、明るくサッパリてて、
    でも友達思いなすっ飛んだ、いい関係が素晴らしく羨ましい。
    こっちまで元気になっちゃう。
    パティちゃんのキャラクターも最高。
    ドラマにしたら面白いね。

  • 読んでハッピー、気分爽快。
    人生山あり谷あり、楽ありゃ苦もあるさ。

    カトマンズはアジアの山岳国ネパールの首都ですが、全く関係ありません。
    バカでお気楽、でも好きなものには貪欲で仕事も割り切って全力で取り組むアラサー女子、後藤ちゃんと中尾ちゃんの熱い友情と甘酸っぱい恋の物語。

    年下の彼氏かわいいなー。
    若い頃は大して興味なかったけど、もはや胸がときめく対象はほとんど年下だもんね。

    もっと彼らの友情と恋の話を読みたい気もするけど、何気にパティと力士・南国のパイナップル餡たい焼きラブストーリーもとても好きでした。
    ウルトラハッピーエンド万歳!

  • 先輩Iさんから拝借。
    私と違うジャンルの本を読むので、お借りするたび新鮮。

    で、今回の本。
    同年代の主人公たちが出てくるのですが力強すぎて…
    なんかごめんなさいって気分になりました。。。

    自分の立場を弁えている後藤ちゃんと、
    さらに上を目指そうと歩き出した中尾ちゃんと。
    バカだと自称してるふたり。
    そんなふたり(たち)の物語を読んで、分かったこと。

    社会に出て、本当に大切なことは、
    生きる力、生きていこうとする力。
    ふたり(たち)は、それが強いのだと思う。

    ああ、自分は足りてない。
    恥ずかしい。

    だから、私にはこの本、眩しすぎるのだ。

  • あはは・・(*^_^*)これはいい!中尾ちゃんと後藤ちゃんは29歳の独身女性。偏差値がとんでもなく低い大学出身ながら、仕事がデキちゃう彼女たち。派遣で高給を取り、恋だっていい感じ! 自分の持ち分を踏まえながら、楽しく生きようよ!と日々を送る中尾ちゃんと後藤ちゃん。
    いいなぁ、彼女たち、とても好きです。

    後藤ちゃんは、パソコンのメーカーのサポートセンターに勤務。
    基本的にかかってくる電話は苦情なのだけど、それにイチイチへこまない彼女の強さがいいんですよ。基本バカだと自称しつつも「右から左へ受け流す」能力に長けていて、そのサバサバ感には、読んでて元気が出るんですよ!(*^_^*)

    そして、学生時代からの友だち、中尾ちゃんは派遣会社の営業勤務。人を見るのが仕事なんだけど、やはり、自分のことを頭が悪いと思っているからこそ、の世間様(*^_^*)への対応がとても面白い。

    彼女たちはよく一緒に呑み、遊び、恋の話もする。
    学生時代はとことん遊んだ、という思いがあるから、自分の目の前の現実にないものねだりをしないで生きているところがさっぱりしていていいなぁ、ともね。

    中尾ちゃんの後輩社員の村内くん、お洋服が好きでアパレル業界にいたんだけど転職してきた彼なんだけど、その彼の着こなしの描写がとても楽しい。それに、「ゲイにしか見えない」ってよく意味がわからないけど(*^_^*) たぶん、とても綺麗な男の子、ということなんだろうね。
    そんな村内くんと中尾ちゃんが一緒に組んで仕事をして、それから・・・と、たっぷり楽しませてもらった。

    その他、後藤ちゃんの後輩の女の子、パティは実家がタイ焼き屋さんで、そこの常連さんであるサイパン出身の力士、南国と親しくなって・・。(*^_^*)
    ふわふわしているように見えて、「自分探しとか興味ありませんし、自分磨くならまず目の前の仕事の技を磨けと思っている26歳です」とさらっと思ってたりするところも好感度大でした。


    宮内さんって、こんな楽しいお話も書くんですね。
    あとがきで、友だちから「日常の中で何気ない幸せを見つけてしみじみハッピー」みたいな話じゃ満足できない、「ウルトラハッピーエンドな話」を読みたいんだ、と言われたことがこの小説を書くきっかけのように書かれてましたけど、うん、ホントに、己を知って普通に(*^_^*)努力してたらハッピーな日々が!という話で、嬉しかったです。「日経ウーマン」に連載されたそうだけど、これで元気出して働いてた女の人たち、いっぱいいたんじゃないかな。

  • 痛快!仕事、恋愛、将来!悩みも笑いもなにやら楽しめる☆

  • 29歳、おバカ大学出身。
    悩みはそれなりにあるけれど仕事はバリバリできて親友がいてイケメン彼氏がいて最後はハッピーエンドってなにそれめっちゃファンタジーな世界じゃん。こんなの現実的にアリエナイッティ!って思ってあとがき読んだら作者の思うツボだった。

    少女マンガのようなキラキラ輝く世界。とまではいかなくても胸がときめくような毎日をみんな送りたいんだよ!という心の叫びを叶えてくれてありがとう。宮木さん。

  • 「あとがきという名のいいわけ」の中の言葉を借りれば、「現実味がないくらいハッピーな話」。ウルトラハッピーエンドなだけあって、読後はとっても明るい気分になりました。
    後藤ちゃん、中尾ちゃんのお話も良かったけど、私はパティのお話が一番ぶっ飛んでいて好きだなー。現実にはまず有り得ない展開&結末だけど、そこがいい(笑)。

  • 超バカ大学出身のスーパー派遣と周りの人々によるアリエナイ&ハッピーエンドな話。
    有り得ないからこそ読んだ後にスカッとする娯楽な本。

  • 文句なしに面白かった!
    けど、宮木先生の書く本は暗い話の方が好きなので、★4つ。
    面白さ的には★5つ!

  • カトマンズには行かない

  • ケラケラ笑えるし、スッキリする。最強ー♥

  • 29歳になったら焦るかな、と思っていたけれどそれほど焦らなかった。
    どうやら自分の節目は29歳ではないらしい。
    世間の作り上げた29歳像よりも自分の時間に従っていた方が良い。


    企業様で働いてんだよ!
    お時給のいいとこ選んで働いて貯めたんだよ!
    売ってんのは身体じゃなくて魂だよ!

  • 1話目はアンソロジー「29歳」で読んでいて、この本でぶっちぎり一番に好きな話だったので、また後藤ちゃんと中尾ちゃんに再会できて嬉しかった!!
    予想以上のテンションの高さが気持よかった、何とも痛快なアラサー女子2人の、仕事に恋に奮闘する姿!!
    美人で仕事がバリバリできる存在でありながら、どこかオッサン臭くてサブカルまみれで、趣味が仏像彫りとか何なんすか(笑)
    この2人に限らず、外見で判断できない意外性だらけの美男美女次々登場。2人が恋に落ちる山内と村内もまたイケメンで!!ワカマツカオリさんのイラストが素敵すぎて、身悶えしました。
    後藤は派遣社員、中尾は派遣会社の営業ということで、「派遣」という仕事についても色々考えさせられた。フィクションとリアルのバランスも丁度よかったしね。ありえないような展開でも、実際こんな風に行動できたらどんなに爽快だろうと思ったし。一方で、仕事に対する彼女らの真剣さは見習いたいほど熱い。
    「セレモニー黒真珠」「野良女」の登場人物もさりげなく登場し、ファンには嬉しいっすね。
    宮木さんのシリアスな話も好きだけど、このテの男前女子のパワフルな話も大好き。後藤ちゃんや中尾ちゃんにはもっと暴れてほしいですわ。

  • 前向きで、ウルトラハッピーエンドな話だったので、帰省中のトラブル(大雨で新幹線が止まっちゃった!)もへっちゃらでした!
    ありがとうカトマンズ!!!

  • 後藤ちゃんと中尾ちゃん。アラサー。独身。彼氏ナシ。頭が特別良いわけでもなく、秀でた才能があるわけでもなく、いわゆる凡人に分類される二人だが、しかし何も絶望などしていない。ただ明日が今日よりも楽しくなるように、恋に仕事に打ち込むだけ。やがて二人は出会う。自分を心から理解してくれる人に。

    アラサー女子の日常を描いたプチラブドラマ。後藤ちゃんと中尾ちゃんのさっぱりとした性格と、前向きな気持ちに自ずと読んでいるこちらも心地良くなってくる。絶対的なハッピーエンドっていいよね。装丁もポップな雰囲気で、良い息抜き本でした。

  • 初めて宮木さんの作品を読んだけど読みやすかった。
    ウルトラハッピーエンド、まさしくその通りな気がした。
    恋愛にも色々あるんだな…。
    中尾ちゃんも後藤ちゃんも自分の考えをしっかり持っているのが凄い。
    二人の友情も素敵。
    中尾ちゃんと村内くんは絶対社長と副社長になれそう。
    「両国☆ポリネシアン」のパティと南国のカップルも好き!
    パティのギャップがおもしろいし「わたしがあなたに会いに行く」
    すごく格好良かった!
    その後、パティと南国の所に中尾ちゃんと後藤ちゃんカップルが遊びに行くのも…。
    会社の人で気軽に遊びに行ける関係もいいなぁ…。

  • もうすぐ30歳だけど、自分探しなんて、しない。きっと、私たちは大丈夫――。ハケンと正社員、外見と内面、偶然と運命?仕事に、恋に、ゆれるワーキングガール三人の目線で語られる彼女たちの日常。世の中には楽しいことばかりじゃなく、つらいことも嫌なことも同じくらいある。でもそれを乗り越えないと楽しいことには向き合えない。素直に生きたいと願いながら、自分なりの道を見つけようと頑張る彼女たちはハッピーエンドを迎えられるのか・・・。

    社会人は大変・つらそうというイメージが強い。実際苦しいことだってたくさんある人の方が普通なんだろう。だけど、生きて「まともな食事ができる」ためには働かないとダメなのは分かる。だけど、できるだけ楽しく生きたいとも思う。読んでて、自分の仕事に魂を捧げるわけでもなく、死ぬほど必死でもないけど、それなりの幸せを手に入れてもいいんじゃないの?って思いました。嫌なことがあっても、多分またいいこともある。前だけ向いて生きていくわけにはいかないかもしれないけど、どこにいるか分からない自分を探すよりここで生きてる今を楽しもうよっていう姿勢がまぶしくてカッコいい。

  • 痛快、爽快、ウルトラハッピーストーリー。

    突き抜けてる!ちょう突き抜けてる!だいすき!(笑)
    予想を裏切ってのパティ登場が楽しすぎた。
    あと表紙と中表紙がうまい。

  • 「ありえないハッピーエンド」満載! イメージ的にはきつい仕事してる子たちなのに、本人はやる気持って仕事してるんだから、他人はとやかく言うんじゃねえ!だよね。しっかりプライド持って生きてる人間が報われる話は読んでてスッキリするわー♪(´ε` ) ところで、パティの実家にコウエツが住むのか?

  • 「派遣」のシビアなお話と思いきや、ほとんど恋愛の話でした

    いくつか重大な問題が起こりますが、ズバッと解決されるわけではありません
    とはいえ、シビアな話題と本音も描かれています

    気楽にすらすら読めてしまう本でした

  • 面白かったー!!!久しぶりに頭の中でリフレインされる登場人物たちの言葉。ひー、ありがたい。
    お耽美系宮木あや子がずっと好きで、学生時代には「野良女」はなー、ちょっとなー、お下品でなー、やっぱり「雨の庭」だよねー、と散々言っていた。のに。のに。どうしてこんなに後藤ちゃんと中尾ちゃんとパティがすきなの。胸に響くの。ぐっとくるの。励まされるの。パワーになるの。

    セレモニー黒真珠も久しぶりに読みたいな。野良女も、もう一度チャレンジしてみたいな。
    あとがきも、山内マリコの解説も、ぐっときたよ。

    わたしが、社会人に、アラサーに、なったからなのか、それとも経験値が増えたからなのか、全部なのか。わからないけど、それでも間違いなく、お耽美系じゃない宮木あや子作品も、すきだ!

    2017.08.08

  • もうすぐ30歳だけど、自分探しなんて、しない。きっと、私たちは大丈夫!
    ハケンと正社員、外見と内面、偶然と運命……?仕事に、恋に、世直しに、ゆれるワーキングガール必読!
    痛快!爽快!ウルトラハッピーストーリー!!

    紹介文より

  • 後藤ちゃんと中尾ちゃん。

    この二人のような関係って、ちょっと憧れるかも。
    クールだねっ!

    そして、パティ!
    まさか、たい焼き屋って・・・!?

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憧憬☆カトマンズの作品紹介

ハケンと正社員、外見と内面、偶然と運命…?仕事に、恋に、世直しに、ゆれるワーキングガール必読。痛快、爽快、ウルトラハッピーストーリー。

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