- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532193393
感想・レビュー・書評
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販売店改革と言いつつ、単なるチャネルの再構築しかしていないというように読み取れる。あとは自動車の営業現場で起きた改善策の結果とか、そういうどちらかというと一般的な話に終始。全社的にそういう取り組みをしたからだ、といえばそうなのかもしれないけどあまりに具体性に乏しく何が改革の肝かが伝わってこないです。
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日産リバイバルプラン(NRP)で取り組まれた店長を軸とした販売店舗のコミュニケーション改善活動が詳述されている。NRPの要である直営販売店の資産分離には殆ど触れられていないが、コミュニケーション改善活動だけでも他業種を含めて足下の活動を見直す契機となるだろう。
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カルロス・ゴーンを尊敬してるわりに、初めての日産関係の本。
ワールドカップを見てて思ったが、チーム力と、そのチームを支えるマネジメントは重要だと思った。個人が強いだけでは不十分。個の力にこだわるのは、そろそろやめよう。それはもう十分だ。
本書は、好成績と悪業績のディーラー店長にどのような違いがあるか分析している。具体例が豊富で勉強になった。
・「目標達成は計画5%、実行95%」byゴーン
・行動指針を策定すると、指針を守らせたい意識が働く。スタンダードがなぜ守られないのか、それをスタッフ自身に気付かせ、実行する意識を持ってもらうことが重要
・コミュニケーションは「仕事と仕事」「人と人」「情報と情報」を結び、コミットメントを促す黄金のケーブルである
・コミュニケーションの回数と時間を意識的に増加させる
・マネージャーのベストプラクティスは「自らが行動で示す」「リール違反にはその場で厳しく対処」「自らの言葉で発信」し、経営目標と実践目標のベクトルをあわせる
・まず褒める。褒めるためには、褒める場所を探さなければいけない。褒めてほしいと思っているところを褒める。そのためにも密なコミュニケーションが必要
・「仕事はやって当たり前。成果を出すのも当たり前」そう思っていたのは店長だけだった←まさにオレ。要注意。
2010年7月5日 読了25(18) -
まとめ:中盤のみ読む価値あり
中盤にある、優良店舗と非優良店舗の店長で、何が違うのか?という外資コンサルの調査部分は面白かった。
しかし、一番始めのほうの日産のだらだらした話と、最後の店舗でこんなことがありましたという小さな実例の羅列はいらなかった。 -
よーするに、
よく言われているような、やるときっといいことを、
ちゃんとやることでしか、良い成果は出ない。
ということでしょう。
能書きはさておき、
いかに実行できるか、
ってかむしろ実行が全てですよね。
というわけで、目新しいことは書いてないっす。 -
現場のリーダーが強くなることの大切さが描かれてます。お客様にお越しいただくための店づくりの視点がいっぱいでした。