トヨタ式最強の経営: なぜトヨタは変わり続けるのか

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532193430

作品紹介・あらすじ

「まずはやってみる」「なぜを五回繰り返す」「どうしたら勝てるかを考える」「仕事は自分でつくる」-常識はずれの改善活動を全社で自主的にやる風土・習慣はどうしてできるのか。勝ち続けるトヨタの強さの秘密に迫った大ベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • 「トヨタ生産方式」を知りたくて・・・、けど難しそうなので・・・、まずは本書で概略を知りたいと思いました。
    思いどおり、外枠を知るにはちょうどいいと思います。
    改善をはかるには、作業者一人ひとりのリズムや自己管理を把握することが出発点となり、従来の管理される作業ではなく、自律を求めている点が、なるほどなっと感じました。

    その他、何か問題が発生したら「なぜを五回」繰り返す点は、問題をとことん突き詰めることにより、ありたい姿が見つかるのだと思います。

    今度は、大野さんの『トヨタ生産方式』を読んでみよっと。

  • もともとはトヨタの生産方式について知りたくて読み始めたけど・・・
    トヨタの話にとどまらず、組織変革や経営について全般的に論じられていて、
    特に第7章「進化する組織と変革型人材」は、私が卒論で言いたかったことをもろ書いてあったりして。
    卒論書く前に出合いたかった1冊でした。

    卒論書いてた当時は、大学や組織変革を正面から扱ってる本しか見れなかったけど、こういう企業を扱った本をもっといろいろ見たら良かったなと思いました。
    まぁ卒論のことはおいとくとして、やっぱりテーマとしてすごいおもしろいなって久々にこういう類の本を読んで思いました。

    組織に染まってるなって思った時、読み返したい1冊。

  •  言わずと知れる、日本最大、かつ世界ナンバーワン
    自動車メーカーの経営にメスを向けている。

     
     本に書かれていることはごくごく当たり前。
    どのメーカーもそれを基にしながら、企業活動を行うのだろう。


     しかしながら、それを完璧にやることが難しい。それが故に、
    多くの企業がそれをできず、成果が出ないとこもある。



     それをトヨタはできている。


     あたりまえのことを、当たり前にこなす。
    また、ずっとそれを継続すること。


     世界に次々に製造業が台頭してくる中、
    日本の製造業が生き延びるためには、トヨタをモデルとした
    日本式経営の良い部分を盗み取り、かつそれを実践する必要があると思う。


     海外企業に負けないものづくりを極めていくために、製造業で働く
    ひとりひとりが、意識を高くしないといけない、と思わせてくれる本。
     


     

  • これまでトヨタ式の経営本は沢山読んできたけど、これでまた一つ勉強になりました。

  • 読む価値なし。トヨタの変革は決して特殊な事例ではなく日本的でありその仕組みを踏襲すれば他の企業でも応用可能、と著者はいうものの実際は「企業の風土を作ることが必要」→「そのために会社の仕組みをつくりあげよう」→「必要なのは人材だ!」と妙な論法で結局マンパワーに話を集約させるのはいかがなものか。その上トヨタの成長への考察もなければ人材を育て上げるのにどのようなプロセスがあったのかも分からぬまま。トヨタの経営が知りたければ他の本を読んだ方が有益。全体としては居酒屋で「なんだかんだいってさぁ〜会社は人なんだよ!!」とくだをまかれているようでお寒い限り。結局トヨタを隠れ蓑に著者二人の経営論らしきものを好き勝手に語っているにすぎない。

  • 人材開発会社のスコラ社長の柴田氏と
    トヨタ系コンサルの金田氏が共著でまとめた本。
    トヨタの変化し続ける組織がなぜ成立しているのか。
    柴田氏が専門とする組織学習の観点から
    トヨタの組織力を分析している。

    日本の組織が失いかけているものを
    トヨタの組織論を参考にしてひも解いている。

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著者プロフィール

株式会社スコラ・コンサルト代表
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語語学院を始めた学生起業家のひとり。30代の頃にはNHKテレビ語学番組の講師を務めるなど幅広い経験を持つ。ビジネス教育の会社を設立後、企業風土・体質の改革に独自の手法を考案し実践している。

「2020年 『なぜ、それでも会社は変われないのか 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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